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死の散歩遊戯 2023/01/08

日記

・お菓子の賞味期限が315だった。


・昼ごろ、買いたいCDがあって散歩がてら、少し遠くのレコード屋さんまで歩いて行った。

・天気が良い。散歩日和という感じがするけど、今積まれているタスクの処理について考えてしまい気を重くしながら歩いた。いろんなことが切羽詰まってくる時期なのだ。

・散歩をするときに考えていることって、だいたいネガティブなことかも。楽しげなことを考えて歩いた記憶がない。歩行以外にすることがないし、完全に1人の時間だから、これまで目を背けてきた事実が頭をもたげる。

・「もたげる」って「擡げる」って書くんだ。すごい字。



・買ったのはSixTONESの新アルバム『声』。YouTubeに上がっている公式の試聴動画をなんとなく見てみたらかなり良くて……。ジャニーズなのでサブスクや配信がなく、CDを買うしかなかった。

・ええやんええやんと思ったのはこの辺りの曲。

・特に『人人人』は、アイドルがステージの上で見せる表の表情も、その影で見せる裏の表情も全てひっくるめてラップで軽快に歌い上げている楽曲で、ジャニーズがこんな本格的ラップをやるの!?という驚きと、こんなドキュメンタリー性を帯びた曲をやっていいの!?という2つの驚きがあった。気だるげな興奮の中で、確かな孤独と不安が見え隠れしている寂しさの塩梅が良く、「人人人」という3文字の意味が「まじない」「合掌」「演者と観客とスタッフ」「会場に集まるファン」「SixTONES自身」などと様々に変容していくのも面白い。

・サビ(?)の「ほら笑って 人人人 夢を与えて 人人人 我らFactory 故に100通り 何があったって Show time」とか、ステージに立つ人間の業がダイレクトに表現されていてグッとくる。上に載せた動画も、そういう半狂乱と哀愁の中でめちゃくちゃかっこいいパフォーマンスをしていて何度も見てしまう。SixTONESさん、強いっす。


・SixTONESは「スクール革命」で何年も見てきた高地くん、『ナンバMG5』で大丸を演じていた森本慎太郎氏、「くりぃむナンタラ」のミニスカート陸上に出場していた田中樹氏、京本政樹の息子である京本大我氏、などぼんやりと馴染みのあるメンバーが多くて、勝手に親しみを覚えている。

・久しぶりにCD買ったな〜と書こうと思ったけど、最近はSideMのCDを毎月買っているのであった。


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