見出し画像

激辛とスイカ 2023/08/17

日記

・辛いカップラーメンを食べたら、いつも通り30分ほどでお腹が痛くなりトレイに駆け込む羽目になった。辛いラーメンにお湯を注いだ瞬間、自動的に「腹痛」という予定もスケジューリングされる。

・自分はそこまで辛いものが得意という自覚も、好きという自覚もないのだけど、なんかここ1年くらい月に一度は激辛料理を食べている。でも、他人に誘われて付き合っているわけでもなく、毎度自発的に食べて勝手に苦しんでいる。たぶん、激辛を食べた後のグッタリ感と自分の肉体が鍛えられているような錯覚が好きで手を伸ばしてしまうのだと思う。理屈的には筋トレと一緒だ。身体をいじめ抜いて、限界へ達したときに感じる心地の良い疲労と筋肉の隆起。運動嫌いの私はそれを激辛で味わっている。


・そういえば、この前食べたスイカがおいしかった。写真を撮り忘れたのが惜しいと思うほどに。

・イトーヨーカドーが展開している「スイーツキング」というオリジナルブランドのもので、甘い上に種がないというスイカとしてこれ以上ないほど完璧な一品だった。これまで食べてきたスイカたちが霞んで見えてしまう。

・スイーツキングはイトーヨーカドーが設けた独自の基準をクリアしたフルーツを指す名称で、独自の品種ではないみたいだけど、他のスーパーでは購入できないという一点があまりにも強い。スイカに関して言えば、正直スイーツキング以外のものを食べる理由ないな……と思ってしまうし、消費者をこの状態にできたらもうイトーヨーカドーの勝ちだ。スイカが食べたければ必然的にイトーヨーカドーへ行かざるを得ないし、そうなったら他の買い物も一緒に済ませるんだから。「スイカのおいしさ」という一点突破で客を引き寄せて、他社に優位をとることができる。私が知らない間にフルーツによる革命が起きていた。

・もっと「スイーツキング」ブランドの周知をしても良いと思うんだよな……。月に1〜2度はイトーヨーカドーに行く程度の人間だからかもしれないけど、一切耳に入っていなかった。スイーツキングだけにクローズアップしたテレビCMとかやればいいのに。完全なる部外者ながら、この素晴らしさを世に知らしめないのはもったいないと感じてしまう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?