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犬ならいいのか 2022/08/17

日記

・めでたく隔離生活も最後の日を迎えた。

・この通り、検査の結果も陰性だったので、明日からは通常の生活に戻っていいらしい。「ようやくシャバに戻れるぜ」と言いたい所だが、冗談でもダサすぎるので我慢しておく。

・この10日間、隔離が終わったときの解放感を高めるため、トイレや風呂のために部屋を出ても家族の顔を極力見ないようにしたり、カーテンを閉め切って太陽の光を浴びないようにしたりという工作を行っていた。それが解放感の演出に結びつくのかは明日になってみないとわからない。完全に無駄かもしれない。

・治ったらコロナ闘記的なものを書こうと思って、一番症状が重かったときの体調とかをスマホのメモに残していたのだけど、いざ治ってみると面倒くささが勝つな。終わった病気のことに労力を割きたくない。たぶん、こういう考えの人が自治体にパルスオキシメーターを返却しないのだろう(私は絶対に返すぞ)。


・映画

・『ジャンゴ 繋がれざる者』を観た。

・奴隷として生活していたジャンゴは、賞金稼ぎのシュルツと出会ったことで自由を手に入れ、同じように賞金稼ぎとしての人生を歩みだす。やがて銃の腕を磨いたジャンゴは、かつて生き別れた妻を奪還するため、シュルツとともに妻が囚われている農園へ向かう……というおはなし。

・南北戦争以前のアメリカ南部の物語で、差別や奴隷制の話が主なのだけど、それはそれとして全部めちゃくちゃにして〜〜!という欲求が出ていて、実際に全部めちゃくちゃになるので最高だった。ラストはこれこれ!!これが観たかった!という映像の連続で胸がすうっとする。やっぱり大破壊の予感を高めて高めて、突然糸が切れたように大破壊をしてくれる映画が好きだ。これがカタルシス……。

・クエンティン・タランティーノはたぶんかなり好きな映画監督なのだけど、どの作品も長いから全然作品を観られていない。『パルプ・フィクション』すら観ていないニワカ未満の野郎なので、好きと言うのもおこがましく感じられる。でも、作品を観るとやっぱり良いなぁと思う。映画に詳しくないから画がどうのとかも言えないのだけど、クエンティン・タランティーノの映画だけは「なんか、構図的な何かが良い気がする……のではないか……」と薄ぼんやり思う。



・Twitterで電柱にかけられた犬のおしっこ画像がたくさんリツイートされていて、犬のおしっこの画像は公然と拡散していいんですか……!?と衝撃を受けた。「電柱にかかったおしっこが偶然人に見える」という感じのツイートなのだけど、これが人のおしっこなら絶対にここまで拡散されていなかったはずだ。人が壁に放尿して、それがたまたま人の形になったらリツイートするのか!!?? 犬のおしっこは許されて、人のおしっこが許されない道理はなに?

・あ、でもリツイートといいねの比率が、だいぶいいねに偏ってるな。リツイートが約5000なのに対して、いいねは約4万。すごい写真だけど人に回すのはやめていいねだけにしよっ……となった人がさすがに多いのか。約4万のアカウントが犬のおしっこにいいねをしている事実もどうかと思うが。

・「子供がしたおねしょがたまたま人の形になりました」はセーフかな。大人の放尿は考えるまでもなくアウトだとわかるけど、子どもの放尿はどうだろう。いくら子どもと言えども、人尿(ひとにょう)は受け入れられないか。


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