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アッパレ生活リズム 2023/09/19

日記

・割と朝早くに目が覚めて、今に至るまで一睡もしていないし、ちゃんと眠くなっている。これはすごい。生活リズム改善への大きな一歩だ。お見事。

・ただ、早起きしても特にやることがない。とりあえず録画していた音楽番組をBlu-rayディスクにダビングしたり、昨夜食べ損ねて冷蔵庫に入れておいた夕食を温めて食べたりしたけど、すぐ手持ち無沙汰になる。

・このままだと寝るな……と思ったので、外へ出て陽の光を浴びることにした。

 

・そしてようやく今月のアニメディアを買ってきた。久しぶりのバケ通だ。いつもは買ってから1〜2日寝かせるのだけど(熟されるから)、今日は暇だったからすぐに読んだ。

・ご満悦。


・本屋へ行って、帰ってきて、バケ通を読んでもまだ昼過ぎ。時間があったらあったで使い方がわからない。

・とりあえず映画を観ることにした。

・『少林虎鶴拳』を観た。

・清朝の時代、白眉道人という男の手で少林寺は焼き討ちにあい、禅師は殺された。復讐を誓った虎形拳の使い手ハンは仲間たちと長年に亘る修行に励み、やがて妻と子供も得て、白眉道人に戦いを挑むが……というおはなし。

・コメディタッチでテンポよく進んでいく上、アクションシーンも盛り沢山でかなり観やすい。白眉道人のことなど忘れたかのようにハンと妻が新婚初夜組手(比喩ではなく本当の組手だからすごい)を繰り広げたかと思えば、次のシーンでは復讐心を燃えたぎらせる修行と決闘、そして次は一家団欒で平和なひととき……と緩急をつけた展開が楽しい。親子二世代で白眉道人に立ち向かっていくのもアツい。

・『キル・ビル』に登場するパイ・メイというキャラクターの元ネタが白眉道人だという話を聞いて興味を持ったのだけど、確かに自作の映画に出したくなるのも頷けるくらい白眉道人は印象に残る。股間で相手の足を締めつけてロックし、そのまま引きずってチェストを決める必殺技は衝撃だった。一度技にかかったら最後逃れる術がない。そして、突然明かされる「時間帯によって急所が移動する」という設定もすごい。もう武術の達人とかそういう話ではない気がする。


・夜になってから『追想』という映画も観た。

・ドイツ兵によって占領された第二次世界大戦下のフランス。医者の男は妻と幼い娘を自身が所有する古城へと疎開させるが、後日その場を訪れて目にしたのは兵士によって惨殺された家族の姿だった。復讐を誓った彼は物置から散弾銃を手に取り、兵士を一人、また一人と殺害していく。そして、引き金を引く彼の脳裏には愛する家族との思い出が浮かんでは消えていくのだった……というおはなし。

・復讐劇でありながら、復讐のやるせなさが描かれていて、仇を討ってもそこに喜びや興奮はない。淡々と作業のように兵士を殺していき、殺せば殺すほどに悲壮感が増していく。ごく普通のお父さんが家族を殺されて復讐する、というと「最強の一般人が無双」的な絵面を思い浮かべてしまうけど、この作品は絶望の表情のままステルスキルで事が済んでいく。乾いた復讐劇だ。



・眠っ。『追想』を観ているときからウトウトしはじめて、途中意識が落ちかけた。明日はもっと上手に時間が使えるようにしたい。


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