チャーハンに騙されないために 2021/05/07
日記
・寝て起きて寝て起きてコーン茶を飲んで、を繰り返しただけの日。
・カルテットの良さがまだ身体に残っていて、ついボーッとしてしまう。あまりに良いものに触れると3日くらいぼーっとしてしまうことがある。 前は1週間くらいぼーっとしていた。
・それはそれとしてなにもない日だった。
・お昼にチャーハンを作った。味付けに塩焼きそばの粉を入れてみたけど、塩っぽさも焼きそばっぽさも出ることなく、ごく普通のそこそこおいしいチャーハンだった。なにもない日はちょっとアレンジを加えて作ったチャーハンでさえなにもなくしてしまう。
・よくYouTubeで、中華料理屋の店主が大きい鍋で手際よくわっさわっさとパラパラチャーハンを作る動画を見るけど、ああいうのは味までおいしいと決まったわけではないということに最近ようやく気づいた。手際と見た目だけ良いなんてことは全然ありえる。実際に動画のお店へ出向いて、ス〜ンみたいな味だったら、つい騙された!と叫んでしまいそう。いつだって危機感を持ってパラパラチャーハン動画を見なければならない。
・でも、オムライスを作る動画はまだ信じている。
・今期はかなりドラマを見ている。いつもは見ても2作くらいなのに、今期は7作も同時に追いかけている。
「リコカツ」「コントが始まる」「今ここにある危機とぼくの好感度について」「珈琲いかがでしょう」「大豆田とわ子と3人の元夫」「着飾る恋には理由があって」「恋はDeepに」
・全部面白いけど、中でも「リコカツ」と「大豆田とわ子と3人の元夫」は郡を抜いて面白い。リコカツは主題歌が流れるタイミングが完璧で、それだけで結構満足する。
・というか、ドラマってこんなにやってるのか。自分が見ているのだけでこれって。ワンクールに10作以上も放送されているのすごいな。
・「COVID-19が終わったら〇〇したいなぁ」と空想するとき、「戦争が終わったらあれをしてこれをして……」と思いながらそのまま戦火の中で死んだ人もいるし、今まさにそう思って暮らしている異国の人がいるんだろうなと、たまに考える。最近、現状と戦争を結びつけるような言葉を目にすることが増えたから余計に。
・「ようやく先が見え始めた」と言われはじめて1年くらい経つだろうか。なんだか、ずっと灰色の渦の中で回って、出ようと思ってもまたすぐに流されて回ってを繰り返している気がする。そういう意味で言うと、「禍」でも「渦」でもどっちでもよかったのかもしれない。
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