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めでたの王国 2020/12/08

日記

・これ、読んだ!!面白かった!!!以上!!

・いや、ちょっと感想を書く練習をしよう。感想ってなんでこんなにも難しいんだ。たまに「一言だけの適当な感想はいりません。感想を送るならちゃんと文章にしてください」とか言う人いるけど、他人にそこまで求めるかね!!???と思ってしまう。世の中の全員が文章を書き、思ったことを言語化できるとわけではない。むしろ、その技能を持つ人はほんの一握りでしかないのに、門戸をそんなに狭くしていいのかね。感想を書くってどんだけすごいことか……わかってるのか!!???

・でも、まぁ「適当な感想いりません」とか言ってる人って、いずれ本当に1つの感想ももらえなくなって、カピカピになって死ぬんで……。いっか。

・いない人への文句言ってる場合じゃないんだよ。そんな最悪な人間いないわ。感想を書かんかい。

・マスクを手放せなくて、人と関わることも得意ではない主人公「くにさきみさと」 バイト先の完全にナメてかかってくる新人や、自己陶酔でうざい大学の先輩など、これまでは苦手としてきた人たちと関わることで、彼女の人生や価値観に変化が訪れる……!?みたいなストーリー、かと思いきやそうではない。むしろ、変わらない部分を描いたような話だった。どれだけ身の回りに変化が起きて、自分でも変わろうと行動しても、彼女の根底にある部分は絶対に変わらない。一貫して「くにさきみさと」は「くにさきみさと」でしかなく、「くにさきみさと」世界の中でしか変化することはできない。くにさきみさとは最後にマスクを手放すが、それで彼女自身が変わってしまうわけではなく、あくまでも「マスクを外したくにさきみさと」でしかない。どれだけ自分の殻を破っても、その先にあるのはまた自分なのだ。どこまで行ってもずっと自分。殻を破ったからって、その先に全くの別人がいるはずはない。ずっと自分の世界を通してしか話せないし、行動もできない。それでも、この話の主人公は彼女の中で変化し、次の一歩を切り開いた。

・そして、最後の「どうにかこうにかやっていけるから。生きていけるから」という叫び。これもいいよなぁ。本当にそう。別にマスクしてようが、マスク外そうが、容姿がどうだろうが、体型がどうだろうが、親と仲が悪かろうが、生きていける。いま、自分を縛るなにかを取っ払っても、別に普通に生きていける。こう言うと「死ぬこと以外かすり傷」的な感じだけど、決してそうではなく、苦痛はそのまんま苦痛でしかなくて、別のなにかに言い替えたり、他と比べて程度を軽くすることもできない。苦痛は苦痛でしかないけど、生きているうちは生きていられる。

・とにかく良かった!!!うん、良かったよ!!

・よし、わかった。感想、無理だ。途中でなに言ってんのか全然わからなくなってしまう。たまに「なに言ってんだよこいつ」みたいな文章に出会うけど、たぶん書いてる人も「何言ってんだろうね」と思いながら書いてると思う。


・あと、昨日の深夜に放送していた『落下の王国』を録画して観た。

・はちゃめちゃに良かった……。

・ワンシーンワンシーンが美術館の絵のように美しく、いちいち一時停止してうっとり眺めていたくなる。世界の美しい部分を切り出して持ってきたみたいな、凄絶な美しさがある……。

・ストーリーも映像に負けず劣らず良くて、浮遊感のある不思議なおとぎ話を語るのが、死を考える青年。そして、それを聞くのはまだあどけない5歳の純真な少女。この組み合わせね、いいのよ。生死のために物語を語るというのは、千一夜物語っぽくもあるかも(これは死のために、千一夜は生のために語るんだけど)。

・最後の落下のスタント映像は言葉もないのに泣きそうになってしまった。

・なんか、言葉を選ぼうとすればするほど、この作品の良い部分がどんどん取りこぼされてしまう感じだ。いやー良かった。とにかく良かった。


・12月9日、つまり日を跨いで今日。北村倫理くんの誕生日だ!!!!!!!!!!うわーーーーー!!!!!!どうする????????誕生日だよ!!!????誕生日だって!!!!!ねぇ!!!????誕生日!!!!

・ほんとうにめでたいな。めでたすぎる。どうするよ、こんなめでたくて。

・今日はずっと、0時になったら北村くんの誕生日だ……と考えていて、日付が変わった瞬間に祝いのなんかやろうと思っていたのに、いざ0時になったら完全に頭から抜け落ちていて、結局なんもできなかった。。北村くんの誕生日が頭から抜け落ちるって、どうなってんだ!!おい!!!!それでも本当に指揮官か!!!????貴様!!!!おい!!!!

・いや、こんなめでたい日に怒鳴るのはやめよう。こんなにもめでたい日に怒鳴ってるほうがヤバい。

・このめでたさをどうしたものか。おめでてぇ……。



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