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ナイスバディドリーム 2021/03/28

日記

・いい夢を見た。

・都内でも随一の名門高校になぜか入学しているのだが、頭の出来自体は現実の私と変わらず、かなりバカな生徒として補修に参加させられていた。補修は、私と頭の良い真面目な生徒(見た目だけ高校の友人)が二人一組になって通年で行われていくらしい。真面目くんはなんかフラッシュ暗算とかをすごい速度でやっていて、私はそれを見て「うぉーーーすげーーー!!どうやってやってるの!!??」と完全にバカのテンションで話しかけていた。

・しばらくすると、ドラゴン桜の阿部寛から威圧感を抜いたような先生が補修室に入ってきて、「この学校は数年前までは東京都の高校の中で1位の学力を誇っていたが、最近では他校に追い抜かれることも多くなってきた。だからこれから君たちはバディとなって一緒に勉強とはなにかを考えていくんだ」と檄を飛ばし、さぁドラマが始まるぞ!というところで目が覚めた。

・真面目で秀才タイプの高校生と、バカで天然タイプの高校生が二人三脚で青春を送る……。こういうのがね……好きなんす……。自分が大きい声で初対面の相手に話しかけるような性格に変更されていたり、真面目くんも私もかなり整った容姿になっていたり、都合の良い現実改変が行われていたけど、まぁいいんだ。時にぶつかり合い、時に笑い合いながら関係性を築き、良い青春を送ってくれ……。

・やっぱり、自分がなんらかの世界に入るとしたらバディものがいいな。「相棒」的な感じではなくて、同人誌がたくさん作られるような、爽やかなバディものがいい。本気で。


・今日は面倒くさいアレコレをやるために奮闘したんだけど、まだ向こう側の準備がちゃんと整っていなくて結局なにもできなかった。せっかく重い腰を上げたのにーーーー!!!!なんなんだ〜〜〜〜。1時間くらいああでもないこうでもないとやっていた時間を返せ〜〜〜〜。


・Netflixでもうすぐ配信が終わってしまう名作として話題になっていた『ザ・ライダー』を観た。

・主人公ブレディは、事故で頭に怪我を負い、もう二度と馬には乗れないと言われたカウボーイ。時折手に麻痺も出てしまうほどだが、どうしても馬へ乗る夢が諦めきれずにいる。

・死の危険すら顧みないで馬へ乗りたがるその思いは、傍から見れば妄執と言えてしまうのかもしれないけど、小さいころから馬と一体になり、努力に努力を重ねて実際にカウボーイとして名を馳せたことを考えると、馬を諦めるのは自分のアイデンティティを全て捨てるのにも等しい。始めることに比べて辞めることは簡単なように感じてしまうが、実際には辞めることの方が難しいという局面は数多くあって、そっちの方がどうしようもないやるせなさを、その後人生でずっと抱えていかなければいけないのだから遥かに辛い選択のように思う。

・真に迫ったドキュメンタリーのように感じられる一方で、しっかりと映画的な撮り方と流れになっているのが不思議で、なぜだろうと調べたら、実際の出来事を映画化したもので、さらにブレディやその家族は本人たちが演じているらしい。あくまで「映画作品」ではあるものの、そこには本物の情動が描かれていて、現実と作品世界が溶け合っている。すごいことするな。

・それにしても、カウボーイってアメリカの田舎の方だとどのくらい一般的なんだろう。なんとなく今はもう観光用の文化になっているのかと思っていたので、ロデオの客が信じられないくらい盛り上がっていたりとか、馬の競売が普通に行われていたりとか、生活に根付いたものとして描かれていて結構びっくりした。鞍(人間が座るために馬の背中に乗せるアレ)を買い取るリサイクルショップがあるのとか、知らない世界過ぎてちょっと面白い。

・あと、調教中割と馬にひどいことをしていたので、なんか怒られそ〜と勝手に心配になった。大丈夫なのかな。

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