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生牡蠣吾郎(新しい地図) 2022/11/19

日記

・牡蠣が来た!!

・牡蠣は11月から4月にかけて少しずつ身が大きくなっていくらしく、今はまだ小粒の段階なのだけど、我慢できず……。だいたい50粒ほど入っていて3500円なのでかなり安いし、その上なぜかめちゃくちゃおいしい。この世は安かろう悪かろうじゃないんですか!? オイスターシスターズに慣れると、普通のお店で牡蠣を頼むとき、値段を見てちょっとビビる。正常な世界はそっちだとわかっていても。

・みっちみちだ。正直、ネットに載せることが推奨される画像ではないと思う。箸でつまんでじっと観察すると、これって口に入れていいものなんだっけ……と考え始めてしまうから正視せずに食べた方がいい。

・生で幾らか食べた後、バターソテーにした。まだ余っているので明日はフライにしようかな。50粒も入っているとどんな牡蠣料理でも作れる気がしてくる。俺は無敵だ。飛び込もう、坂越の海へ。


・牡蠣につけるもみじおろしを買うためにスーパーへ行ったら、サッカー台でパックの肉をトレーから自前のビニール袋に移し替えている人がいた。バラ肉は当然として、香辛料漬けの鶏肉など、汁が入ったものも全てビニールに入れている。油で手をギトギトにしてまでそんなことをする理由が私には思いつかなかったので、すぐにネットで調べてみた。

・どうやら、トレーをスーパーで捨てていけば家で出すゴミの量が減る、ということらしい。なるほど。つい、トレーくらい家で捨てても良くない?と思ってしまうけど、そういうことじゃないんだろうな。生活をどれだけ合理的に進めていけるかを突き詰めるゲームの中で生まれる技なのだろう。そこに「〇〇くらい」という言葉が挟まる余地はない。


・ここ何日か、物がない!と散々いろいろなところを探して、結局ズボンのポケットに入ってましたということが続いている。今日はそれが2度もあった。最初は自転車の鍵、次はスマホ。どちらも10分程度探した。

・自転車の鍵はともかく、スマホはなぜ気づかなかったのか自分でもわからない。結構重みがあって、私が部屋着にしているゆるゆるのジャージがずり落ちることさえあるのに。家のあちこちを探す10分の間、ずっと右足に重さは感じていたはず。なぜそれを無視できていたのか。そもそも、先に自転車の鍵の一件があったのだから、いの一番にポケットを確認するべきだ。触覚は鈍っているし、行動の反復もできないのだから、昆虫以下だよ、コイツは。虫かごで一生暮らしていろ。そうすれば物もなくさないだろ。


・読んでいる本に「人間が最も手っ取り早く幸福を感じる方法は、ロシアンルーレットをやること」という話が出てきて、なんかすご〜〜〜と思った。ロシアンルーレットって、日本だと激辛シュークリームどうとかそんな場面でしか使われないから、真剣に捉えたことがなかったけど、ドえらいギャンブルだな。パチンコや競馬なんかじゃ比にならないスリルと興奮、解放感を金銭的な負担なしに味わえるわけで、銃社会だとめちゃくちゃハマっちゃう人とかいるじゃないか。

・震える手で銃口をこめかみに当て、撃鉄を起こし、永遠にも思える時間をかけて引き金を引く。そして、耳元で「カチッ」という音がして、不発だとわかったときの安堵感。少し想像してみただけでも、脳がじんわりと溶けそうになる。

・机の引き出しに手を伸ばせばいつでも究極のギャンブルにベットできてしまうのだから、銃社会ってすごいな……。怖っ……。




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