セイバー/ゼロワン観たぞ! 2020/12/19
日記
・ビーズログの発売日であるのと同時に、仮面ライダーの映画を観に行く日だったのでウキウキしながら過ごしていた。今日はいい日だ。昼に起きたけど。
・ビーーーーーーーズログッ!!! 何号連続でワヒロの話題を載せてくれているんだろう。今号は2021年のカレンダーまで付録に付けてくれて……ありがたいねぇ。
・開いてすぐにアクリルスタンドの告知があって、あ、まだ注文受け付けてるんだ〜と思い、サイトを見に行ったら全商品在庫切れだったのでびっくりした。想定よりも早く在庫が切れてしまったのか、雑誌発売前のタイミングですでに注文を締め切ることは決まっていたのに、ミスで告知を掲載してしまったのか、どっちなんだろう。前者なら、15+2種類がきれいに全部売り切れるってすごいな。
・そんで12時まわって、今日20日は浅桐さんの誕生日じゃん!!!!!おめでてっ!!!!!!!!最高!!!!
・新たな歴史の1ページ見せて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。時計じかけのオレンジみたいに目を強制的にでもがん開きにするから〜〜〜〜〜〜。
・そんで、映画!!!!!映画だよ!!!!
・プリティ電王は観に行けなかったので、去年の令ジェネ以来1年ぶりにスクリーンでライダーの姿を観ることができたのと、この大変な社会の中でも仮面ライダーがいるということに変に感動してしまって、東映のマークが出た瞬間に涙目になってしまった。最近、感受性が暴走しているので、なんかやたらめったら感動しまくっている。上映前にドラえもんが感染拡大防止のための上映マナーを呼びかける映像が流れたんだけど、そこでも「みんなが大変なときにドラえもんは率先して動いて、誰かの助けになることをやってくれているんだ……」と思いうるうるした。ヤバいな。
ネタバレを書くぞ!!!!
・セイバー。短い尺を活かして、初っ端からハイテンポでアクションを魅せてくれて、アドレナリンがバンバン出た。6人が円になって同時変身するシーン、かっこよすぎる……。セイバーは、デザイン的にも、アクション的にも、それぞれのライダーごとにしっかりとした特徴があるので、今回みたいなアクションショー的な流れにめちゃくちゃ合っていて、戦闘シーンが映画全体の大半を占めていても飽きることがない。
・ファルシオンも20分だけじゃもったいないくらいに魅力的だった。剣の名前が「無銘剣虚無」で、不死鳥モチーフなのがもうズルいよなぁ。虚無って。誰だって好きじゃん、そんなの。またTVシリーズとかにも登場するっぽいので楽しみ。
・「人知れず戦っている人のおかげで日常がある」というのは、仮面ライダーそのものを象徴するような言葉であって、これまでの作品でも言われていたことではあるんだけど、このコロナ禍で、エッシェンシャルワーカーや医療従事者の人たちの存在を強く意識するようになった後だと、ただ仮面ライダーだけを指す言葉ではないようにも思えて、ちょうど「今だからこそ」の作品になっているなぁと思った。突然起こった災厄に対してチームで立ち向かっていくというのも、まさに今の状況と重ね合わせて観られるし。
・たった20分でも、物語としての面白さとアクションをしっかり両立させていて、「短いからこんなもんだよね」ではなく「短くても満足!」と思わせるように仕上がっていた。
・ゼロワン。ストーリーも、アクションも、ゲストライダーのデザインも、どこをとっても完璧で非の打ち所がない大傑作だった! 例年のライダー映画とはまた雰囲気が違って、ノンストップアクションであることもそうなんだけど、東京駅で撮影したシーンや電車内でのシーンがあること、「新宿」など地名が表記されることなど、現実の地続きにあることを感じさせるような場面が多かった。平成1期までは割とそういうことを感じさせるシーンも多かったんだけど、ここ最近はなくて寂しかったのでかなり興奮した。
・或人が1年かけて周囲の人やヒューマギアと対話し、説いてきた「夢」の全てが結実していて、ゼロワンのラストを締めくくるのにこれ以上ないほどの作品だった(Vシネもあるけど)。5人での同時変身なんかは、人とヒューマギアが手を取り合う世界を如実に表わしているし、天津垓もヒューマギアの力を借りて世界を救う方法を探しているしで、本当によかったねぇ……。この作品にゼロワンの1年の全てが詰まっている。
・登場する全ライダー、全フォームにちゃんとそれぞれ見せ場が用意されているのも嬉しかった。特に、固有能力を持つメタルクラスタが、ナノテクに対抗できる一手となっていたのは唸った。スペックで押すだけじゃなくて、ちゃんと固有能力が活躍するシーンはね……いいのよ……。
・あと、ゼロワンはやっぱり、ただ倒して世界から退場ではなくて、悪意の生まれた根本の問題まで探り、敵の心を救うところまでが「戦う」に含まれているのがいい。テレビの最終回然り、今回のエデン然り。
・育児放棄をする母親だったり、屈強な男をアバターに選ぶひ弱な人だったり、なんらかの生きづらさを抱え、世界への悪意を持ってしまった人たちがアバドンの変身者だったので、そこへの救いが今後なんかで触れられるといいなぁ。脳内で補完するくらいがちょうどいいっちゃいいかもだけど。
・とにかく、令和ライダー1本目の単独映画として最高の出来だった!! 平成初の映画だった『PROJECT G4』のように、ずっと色褪せることのない作品だと思う。もう1回観に行こうかなぁ。セイバー、ゼロワンともにめちゃくちゃ良かった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?