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つめたくかたい メカのなか 2022/06/07

日記

・雨が降っていたような、降っていなかったような。天気アプリによると降っていたらしいけど、不思議と雨の記憶がぼやけている。最近雨降りすぎだから、ことさらに意識しなくなっているのかも。晴れの日にわざわざ晴れているかどうかを気にしないのと同じで。自分の中で天気のデフォルトが雨になっている。


・最近、ロボットを「冷たさ」とか「悲しさ」で表現することが少なくなっているんじゃないかと、ジャッカー電撃隊のOPを聞いていて思った(そういう歌詞がある)。昔はアトムとか仮面ライダーとか、機械の存在にはどこか物悲しい印象がついて回っていたような気がするけど、今のロボットアニメとかってどうなんだろう。別に変わってないのかな。

・現実に今活躍しているロボットであるペッパー君が丸みを帯びたフォルムだったり、すかいらーくの配膳ロボが猫型だったりするのは、たぶんそういう冷たさを覆い隠すためだろう(当たり前だが)。もっと技術が進歩して、人に限りなく近い形のロボットが主流になったら、そこで再び機械の悲しみが思い出されるような気がする。アンドロイドと恋愛をして、初めて身体に触れたときにその硬くてひんやりとした肌を感じ、スン……と気持ちが冷めてしまうようなこともあるかも。

・アンドロイドと一緒に暮らすみたいな話があったら、やっぱり人間と機械との間にある深い溝や根本的な断絶が常に意識されるようなものであってほしいな……。人間の主人公がアンドロイドの友人とシェアハウスをする話とかも、普通に楽しく話しているとき、ふと相手の手に触れて内部にあるメカの存在を感じるようなシーンや、それまで馬鹿話していたのにバッテリーが切れて、突然無になってしまうシーンはあってほしい。日常の些細な瞬間にあ、そうだよな……違うんだよな……とスリリングな気持ちを抱いてほしい……。これ、"癖"かもな。


・何の脈絡もない話。

・この前、シン・ウルトラマンを観た帰りの電車で円谷英二に似てるおじいさんを見かけた。



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