「運命」を崩したらどうなるか実験してみた日のこと。

今回は、珍しく、ややスピリチュアル?なことを書くので…、その、苦手な人は、そっ閉じして下さると幸いです。

唐突なのですが…


デジャヴって、経験ありますか…?
私、幼い頃からしょっちゅうで。
年々薄まってしまって、今はほぼ無いけど
小学入学~中高校学生あたりまで全盛期で、
ほとんど毎日デジャヴみてました。
「ん…?これなんか既視感あるなあ」てやつです。
なんか、見たことある。。て気持ち。


私は翌日以降の自分の身に起きる日常のささいなワンシーンを夢に見るパターンがほとんどで、前日とか、一週間前とかに見たものが近日中に現実に起こる。
その事柄が現実に起こってから初めて「夢で見たことある!」てなるのが多いけど。
つまり、「通学路にヘビが出て阿鼻叫喚」とか「教室で友達がこう言うセリフを言って、皆で爆笑する」とか、そういうことが事前に分かる。

…ただ、全く「場所」「時間」「内容」など希望のものは見れない。「他者目線」も見れない。
あくまでも、自分の身の回りの些細な出来事を、自分が見える範囲でしか見えない。内容も選べない。。

そう、
もう、
お気付きですね…
証明できないヤツです。

わかってる、そんな急に「これ夢で見た!!」とか言われても、だからなんやて話やし。。「これ進⚫ゼミでやった!!」みたいな。。
正直イタい人と思われるだけやし。。「本当は私は闇の能力者で…」とか言い出したほうがまだドストレートな、健全な気さえする。

しかも、私の能力はもう能力と言うにはあまりにも、あまりにも脆弱でツラい。
いっそ言うなら実際もっと盛りたい。
「日常な些細な未来を…」とかでなく、「日本の未来が見える!」ぐらい言いたいし、「あなたの未来が見える…!」とか言って脅したい。

何か役立つ予言とかが出来たらなぁ。
なんか、宝くじの番号とか分かればなぁ。当然わかりませんが。

だから私は、占い師とかになれないのは明白。
ただほんのちょっぴり先の自分を一瞬夢で見るだけ。
この役立たなさ。真偽でさえ証明できないし。
占い師とか能力者とかの人って、きっとこの能力の何千倍とか何百万倍とかなんだろうなー。私は自分が体感することによって、特殊能力には濃度の薄っっい0.0001%保持者みたいな人からグラデーション的に存在するんだろうかなぁ…と漠然と思っております。…知らんけど。

子ども心ながらに、この現象の微少さを感じていたので、めんどくさいことにならないように、決して他言せず、自分だけで「あ!」という瞬間がくるのを楽しんでいた記憶があります。

ただし、数少ない経験でしたが、
朝起きたとき、運良く、記憶が残ってるパターンがごく稀にありました。

いわゆる正夢ですか。
で、こうなるとその場面に出会ったとき一気に緊張する。「運命は決まってて、ほんの少しでも勝手に過去を変えると未来がとんでもないことに!!」みたいなフィクションてあるじゃないですか。
だから、その、記憶通りに振る舞って、正夢通りに展開すると安心したものです。

ただ私、
ほんとに勇気を出して
たった一度だけ
デジャブ(正夢?)に逆らったことがあるんです。

どうしても、知りたかった。
「自分の人生が一言一句決められたものなのか」
「運命てのは変えられないものなのか」

「教室でクラスメイトとおしゃべりしてる」ハッキリと覚えている夢を、運良く見ることができたので、
そこで私が「うん」と答える場面で、
いきなり…
「ところで話かわるけど…」と、全く関係ない話をいきなりしはじめる、ということをしてみたのです。

もう、心臓が喉を圧迫するほど早くドクドク脈打ってたのを覚えています。声も多少うわずって震えたと思う。


でも、何にも起きなかった。これが私の人生でめちゃめちゃ大きかったんですよ。「ああ、そうなんや~、それで思い出したけど…」て普通に会話が続いただけ、世界が終わることも、目の前の世界が崩れることもなかった。

で、変わらなかったから、余白あるんです人生って。きっと。

少なくとも、一言一句、一挙手一投足、決められてる運命なんてのは、たぶん…ない。(個人の意見です)

全ては私の夢かもしれないけどね、本当に。
頭おかしい人の独り言やと思ってもらって全然大丈夫。
でも、私はそれからずいぶん楽になったんです。

未来は自分が自由に飛んだり跳ねたりしても、何でも受け入れてくれるんだなーと。
大まかな枠組みはもしかしたら決まってるかもしれないけれど、そもそも私の夢やデジャヴも夢でしたって落ちかもしれないけれど。

でも、自由にやっていいんだと教えてもらったような感覚でした。

決められた運命をなぞってるだけ、そんな人生ではどうやらないような。

そんなお話。おちはないです。でも、たまに思い出して、いつもやらない変わったことしたり、いつも食べないもの食べたり、そう言うことするときのモチベーションにしています。なんとなく、身体も喜ぶ気がするんだけれども、この記憶でそう思うだけかも。

好きに生きて行きましょう。これからも。

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