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猟犬を育てし父の指の節

私の父の故郷は
丹波篠山の山の中で
子どものころ家族で帰省した時に
伯父たちが猪や鹿を狩ったり
するのを見ていました。
捕獲された後、手足を縛られて軽トラに
ドーンと乗せられていた猪を
今度は猟師が集まって捌いていきます。
まるで服を脱がすかのように
猪の皮が綺麗に剝がされるのを
「すっげーー!」と目を丸くして
真側でかぶりついて見ていたものでした。
残酷で衝撃的な場面だけれども
でも子ども心に人間って
こうやって生きているんだな~みたいな
そんなことを
朧気ながらに思った記憶があります。
今でこそジビエ料理って
よく聞かれるようになりましたが
昔はとっても珍しかったように思います。

「薬喰い」という季語もありますが
おうちde俳句の兼題写真の
犬ぞりを見て
私はなんだかそんな昔の光景が浮かんで
猟をして捌いていた伯父や父の
ゴツゴツとした手を思い出したので
こんな句になった次第ですw

これが原因がどうかわかりませんが
私はどうもお肉が苦手なんですよねw
がっつり焼肉とかはどうも苦手で・・・。
いやちょっとは食べられるんですよ
唐揚げとかハンバーグとか。(子どもかい)
あ、餃子も行けます!
・・・何の話しでしたっけ?

(おうちde俳句  人選)


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