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人間の祖先は魚水着着る

「水着」というお題でしたが
水着などいったいもう何年
着ていないのかわからぬほど
私の生活から遠ざかってしまったものの
一つです。
ただ仕事柄、保育園で子どもたちの
かわいい水着の着替えの手伝いを
することはあるのですが
私がプールに入ることはありません。
そこは若い保育士さんにお任せです。
誰がどう考えてもそりゃ
若い先生がプールに入る方が
良いに決まってますもの。
おばちゃんはプールサイドで
子どもにバシャバシャ水をかけられながら
危険がないかをそれはそれはもう
必死に監視するのがお仕事です。
プールの中にいる先生は
異変に気付きにくいので
楽しそうな子どもたちの顔とは裏腹に
おばちゃんは鬼の形相で
笛を咥えてプールを睨んでおりますw
「ピッピーーッ!お友達の上には乗りませーん!」
「ピッピーーッ!お友達の足を引っ張りませーん!」
「ピッピーーッ!せんせいには水をかけませーん!」
・・・たのむでほんま。。。

想像するのもおぞましいですが
こんな私も若かりし頃は
そりゃ水着も着たことはありました。
高校のプールの授業では
チビな私はプールの底に背が足りませんでした。
泳ぎも超下手くそだったのに
いったん泳ぎ始めると何が何でも
ゴールするまで泳がねばならず
途中でしんどくなったときは
ほんと怖かったものです。
そんな私は体育の先生に
「そういう時はいったん潜って
プールの底を蹴って浮かび上がれ!」と
私の頭を押さえて沈む練習を
させられたりもしました。
今思うと指導なのかどうなのか?と
なるかもしれませんが
当時は間違いなく愛の指導だったと思います。
でもみんなが見てる前で
プールで頭押さえつけられたのは
恥ずかしかったですけどw
ええ、俳句にまったく関係ない話でしたw

競泳の選手がピシッと水着を着て
見惚れるくらい美しく泳ぐ姿を見るたびに
人間は元は魚だったのかもしれないなぁと
いつもそう思うのですが
私の祖先はたぶん
背の低いトドかなんかだと
思われますw

(俳句生活 「水着」 人選)





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