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新たな出会いと気づき

先日、「出張版ひろしましろひ」にて、かこ川商店さんのワークショップのスタッフをさせていただきました。

私自身ワークショップで活動することが初めてでしたが、楽しそうにワークショップに参加してくれた子供たちや、大学での私の活動に興味を持ち、話を聞いてくださった方々のおかげでとても充実した時間を過ごすことができました。

バッチ制作の様子


かこ川商店さんのワークショップは、備後地域のモノづくり企業から出た端材を産業廃棄物の中間処理をしているかこ川商店さんが廃棄になる前に各企業様に提供いただき、素材として集めたものでバッチを作るというものでした。

端材を提供している企業紹介


制作したバッチ


実際にワークショップに参加するまでは子供が楽しむワークショップという認識でした。しかし、当日参加してみると備後地域でモノづくりをしている企業のこと、どういった経緯で端材が出るのか、端材をどのように有効活用することができるのか。大学生の私にも楽しめる要素がたくさんありました。


一見まだまだ使えそうな素材の数々、このままゴミにするのはもったいない!
再利用する方法は?そもそも、もったいないを出さないためには?

サスティナブルな社会が求められる世の中、自分の身近なもったいないに気づくことのできたワークショップでした。

(文:佐藤俊介)
私は、福山市立大学でフリーペーパーを作成するFOLKLOREというサークルで活動しています。
今回、縁あってワークショップに参加し記事を書かせていただきました。

雑誌の編集を始めると、世の中には自分が今まで見えていなかった面白いことにあふれているのだと気づかされます。
今回のワークショップでも今までは何気なく履いていたジーンズには作る過程で端材が出ていること、お店に並んでいる商品の後ろには多くのサンプルがあり、その多くが廃棄やリサイクル(原料化)されてそのモノとしての価値がなくなってしまっていること、多くの発見がありました。

新しい体験をすればそれだけ新しい出会いと気づきがあります。今まで見えなかったことを探しに行くことが私の最近の楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました