数日前にこたつを出した

昨日、今日と化粧をしたままこたつで寝た。夢の中でバキ童ぐんぴいと土岡と、謎のジャニーズに詳しい男と、3人でプールへ行った。水着に着替えている間に夢は覚めた。「キンプリくらいから全くわからん」と夢の中でも言っていた。わたしは本当に、キンプリくらいから全くわからんと思いながらジャニーズを眺めている。

朝は眠いし、夜は寝なきゃいけないから、いつ切なくなったらいいんだろう。終わってる、って最近ずっと思ってる。カワセミが川面でホバリング、何をついばんでいれば、あんなにきれいな青になれるのか。わたしは蝶々を指に止められない、チェックの目が怖いから。きれいだなと、遠くから眺めるだけで、わたしたちは何もわかり合っていない。たまに布一枚隔てて、でも触らない方がお互いのためかもしれない。

幼稚園児のころ、テントの中で蛾の羽根を、一方はわたし、もう一方はせりなちゃんが人差し指で押さえて観察したことを覚えている。わたしは生活においての記憶力が悪く、出会った人のことをたいてい覚えていなくてだいたいの日々は苦笑い。覚えていることを反芻して忘れられなくなった一瞬の、本当に記憶って言えるのかわかんない記憶を、ちょっと掘り起こしてみるか。

テントは何色だったか忘れてる。川沿いだったと思う。なんか、たぶん夜までいた気がする。昼間も遊んで、夜になってテントにこもったんじゃないか。父は絶対にいた。母は?多分兄はいなかったかな、車は1番好きだった灰色の、屋根に窓があるでかいやつ。

川沿いで犬を散歩して、「かわいい」と言った時にこちらに向かう犬の軌道を正さず、触らせてくれる飼い主さま、ありがとう。そら、ぷー、らい、10才のくま、そして10ヶ月のでか茶色プードル、9ヶ月のパピヨン、ありがとう。パピーって落ち着きなく本当に元気元気で、躍動!という動きをするね。お散歩もワクワクしながら歩いていて、人と遊べる予感の楽しさにケガをしそうなくらい飛び跳ねてくれた。大事な可愛い愛犬を触らせてくれて本当にありがたい。可愛い、と言った時に向かってきてくれるワンコ、可愛いと言ったらウチ??という笑顔、ありがとう。人類と共に歩んできた犬の歴史、ありがとう。狩猟を手伝ったり、麻薬捜査や災害時救助への手助け、そして人を可愛いで癒してくれてありがとう。走り抜ける健脚、ありがとう。チャカチャカと鳴る爪、ありがとう。舌を出して笑っているような表情、その口のはしの弛んだ部分、さまざまな毛並み、名前のつけられた尻尾、ありがとう!

トニー滝谷のサウンドトラック、よい過ぎ!やはり、かっこわるいことしたくない。でも、やりたいことだけはやっておきたい。それでいい。

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