仕事を選ぶときに「そうじゃない可能性」をある程度つぶしておいたのは良かったな、と思う

t仕事、どうにも嫌になってしまって、
「ああ、もう辞めたい!!!」
って思うこと、あるじゃないですか。

でもしばらく時間が経つと、
「まあ、仕方ない…もうちょっとやるか…」
ってなんとか復活できるんですね。
それは、この仕事を選ぶときに「そうじゃない可能性」をある程度潰したからだと思ってます。

今の会社、新卒で入ったのだが、学生の時の専攻を生かしたお仕事である。
選ぶ時は、もちろん違う選択肢も視野に入れて検討した。

例えば、別の業界のインターンに行った。
とても楽しかったし、「こういう仕事も素敵だな〜」とも思った。

だけどやっているうちに、
「すごく楽しいけれど、もしここに就職したら、今の専攻を生かした仕事は一生できないかもしれないんだな」
と思ったら急に寂しくなってしまったのだ。

まずは専攻していることで仕事をしてみて、それで「もういいや、満足した」って思えたら、そしたらその時に別の仕事をしよう、って考えた。
そして今も、同じ会社にいるということは…まだ満足できる仕事をしたという領域に達していないということかも…。

あとは、同じ頃、夢を見たことも大きい。
専攻とは別の仕事についている夢だ。
毎日充実して楽しく働いているのだけど、ふとした瞬間に、「あの仕事は一生できないのかな…」って思う夢だった。
その時の、なんともいえない絶望感は、今もねっとり残っているような気がする。

(もちろん、別の仕事についてから、専攻していた仕事に就くことは可能だと今なら思うが)

まあそんなわけで、なんだかんだ文句を言いながらも今の仕事を続けてられるのはこの、「そうじゃない可能性」を一旦潰したからである。

もうやりたくないな…と思っても、ここで辞めたらあの夢みたいに後悔するかもしれないな…と思うと、なかなか辞める勇気が出ないのである。

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