自信満々に、サラダチキンを「あっためてください」と言える同期を見習いたい

知らないことややったことのないことであっても、堂々とした態度でいることはとても重要だ。

先日、会社近くのコンビニで、同期が会計をするところに遭遇した。

彼はパックされたサラダチキンを指差し、当たり前のように
「あ、それ、あっためてもらえます?」と言った。

店員さんは、若干戸惑いながら(少なくともわたしにはそう見えた)レンジに入れた。

サラダチキンをそのままレンジで温められることを知らなかったので思わず、
「あっためると美味しいんだね!知らなかった!」
と話しかけた。

しかし彼は、平然とこう言ったのだ。
「さあ。やったことないけどさ。おいしいかもなって思ったから」

わたしは、「えっ、やったことないのにその態度?!」
と驚いてしまった。
彼は、できるかもわからないのに、サラダチキンを温めたらおいしいかもしれないと思い立って、あたかもいつもやっているかのように温めを依頼したというのだ。

ネットで調べてみると、パッケージの構造上、やはりそのままあたためるのは推奨されていないっぽい。

店員さんももしかすると、
「温められますか?」と彼が質問したなら、
「やったことないですね、難しいです」
って答えたかもしれない。
彼があまりにも堂々と言うものだから「この人はいつもやっているのかもしれない。なら大丈夫だろう。」と思わずやってしまったのだろう。

我々が、やったことのないことに向き合うのは日常茶飯事だ。
彼のように、たとえやったことがなくても平然と自信を持って意見をいうことは、すごく重要なように思う。


わたしは知らず知らずのうちに、やったことのあることとないことの間に壁を作り、自分の向き合う態度を変えて、すこし卑屈になってしまっているのではないかと反省したのだった。

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