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kakko's magazine vol.06『自然に還らせてくれる、北欧の音楽世界を旅する』

自粛の日々が続き、心が疲弊してきませんか?
心が乾くと、新しいことを受け入れられないこともしばしば。

乾いた心を癒して、潤いを与えてくれるような。
澄み渡る大地を思わせ、心をほぐしてくれるような。
自然豊かな環境の中で、美しく育て上げられた北欧の音楽の世界を一緒に覗いてみませんか。

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新緑の季節に聴きたい風通しの良いメロディ

【ノルウェー】HAJK(ハイク)

HAJKはノルウェーの男女5人組のインディ・ポップ・バンド。

オスロを拠点に世界中をライブで回り、活躍の場を広げています。2018年3月には初来日を果たし、ライブツアーも開催しています。

スマートなインディセンスとコマーシャルなポップセンスをミックスさせたサウンドは「Dirty Projectors meets Phoenix」とも称され大注目。

男性ボーカルのかっこいい歌声と、女性ボーカルの暖かみのある華やかな歌声のツインボーカルが、メロディをより魅力的に響かせます。濃密なセッションと風通しの良いメロディが素晴らしいバンド。


雄大なのに愛らしい、童話のような音楽世界

【デンマーク】Dreamers’ Circusドリーマーズ・サーカス

Dreamers’ Circusは3人のヴィルトゥオーソたちによる、「コンテンポラリー北欧フォークサウンド(ミュージック)」の最高峰バンド。

伝統音楽のルーツとクラシックの教育を受けたシンフォニックな要素をブレンドしているのが特徴です。

伝統音楽特有のスイング感、グルーヴ感を持ちながら、美しい音色と構築美、壮大なアンサンブルを聴かせてくれます。

デビュー当初から驚愕の受賞歴のDreamers’ Circus。日本にも彼は音楽に魅了した人も沢山います。

ゲーム音楽界で世界的に知られる作曲家の光田康典さんも絶賛し、レコーディングに起用。さらに、スタジオジブリの宮崎駿さんも大ファンであると公言し、メンバーと深い親交を持っているのだとか。(4作目「ブルー・ホワイト・ゴールド」収録の「Waltz for Miyazaki」は両者の友情から生まれた楽曲)。


穏やかな木漏れ日のような温かいサウンド

【アイスランド・スウェーデン】My bubba(マイ・ババ)

アイスランド出身のGuðbjörg Tómasdóttir(ババ)とスウェーデン出身のMy Larsdotter(マイ)がコンビを組んだ、ネオ・フォーク~カントリー・リバイバル・バンドアコースティック・デュオ「My bubba」

キュートなルックスとレトロを追求した40's~50'sスタイルのファッション、その佇まいが話題を呼んだ二人組です。

一カ所も尖ってなくて、ミニマムな音の粒で緩やかな波を描きながら紡がれるサウンド。

飾り気のないギターの音に、二人の柔らかく澄んだボーカルが重なり合い、心地よく耳に流れていきます。

ゆったりとしたテンポや、チカラの抜けた美しいボイスでも、しっかりとしたグルーブがある洗練されたフォークソングに虜にされる人も多いのではないでしょうか。


リリカルに宇宙を航海中のバンド

【ノルウェー・スウェーデン】Rymden(リムデン)

ノルウェーの鍵盤奏者で、レーベルJAZZLAND を主宰し、フューチャー・ジャズの最重要人物のひとりと言われるブッゲ・ヴェッセルトフトと、スウェーデンの伝説的ユニットE.S.T. のリズム・セクションを担っていたダン・ベルグルンドとマグヌス・オストロムによって結成されたバンド。

“宇宙” を意味する言葉を冠したユニット「Rymden」

「Rymden」はスウェーデン語で「スペース(間)」の意味しもあり、3 つの要素に基づきスペース(間)を大切にした音楽性となっています。

1つ目はメランコリックで雰囲気のあるソングライティング、
2つ目はドラマティックに満ちたリズムアレンジ、
3つ目は名手のインプロビゼーション。

彼らの音楽に作られた「Rymden」を是非感じ取ってみてください。


プレイリスト「北欧の音楽世界を旅する」

ご紹介した8曲をプレイリストにまとめました。

作業のお供にお楽しみくださいませ。


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北欧出身のおすすめアーティストと名曲たちをご紹介しました。聴いてみたいと思うアーティストや曲は見つかりましたか?

多忙な生活で、疲れが溜まりやすい現代人。
北欧ののんびりとした自然と暮らしから生まれた北欧音楽は、癒しを求める日本人の心にも響くのではないでしょうか。

普段聴かないような音楽を聞きたい時や、気分転換したい時など、ぜひ魅力たっぷりの北欧サウンドを聴いてみてくださいね。


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