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【社労士試験】全国模試一位が実践した模試の復習とは?


本試験直後からタイムリープしてきた自分と思う

みなさんこんにちは。(ë)です。
前回の更新からしばらく期間が空いてしまいました。

さて、7月も終わりに近づき、本試験まで残り約1ヶ月となりました。
直前期の学習の進捗はいかがでしょうか?
計画通りに進んでいますか?

6月に受けた模試の結果が返ってきて、
一安心している人もいれば、不安でいっぱいな人もいると思います。

モチベーションが下がってしまった人のために、
私がこの時期やる気を引き出して追い込むためにしていたことを
こっそり教えます。

それは「今の自分が、失敗してしまった本試験の直後から
タイムリープで戻ってきた自分だと思う」
ことです。

なんじゃそれ、と思う人もいるかもしれませんが、
社労士試験って、基準が明確なので自分が合格かどうかは
試験の直後ある程度分かってしまうと思います。

長い受験生活の中で、本試験直後の不合格を確信したときの
「また1年か…」と思う時ほど辛いことはありません

私の1年目は、選択労一が0点で、試験直後に不合格が確定していました。そのとき感じた辛さ、悔しさは二度と味わいたくないものと思っていたので、その経験から、よくタイムリープした自分を想像していました。

1年また頑張るより、1ヶ月死に物狂いでやったほうがマシですからね。
参考になるか分かりませんが、モチベーションが落ちてしまった人は一度試してみてください(笑)。


今回は、前回の記事でもご紹介した通り、
「模試を受けた後の活かし方」に書いていきます。

前回の記事はコチラ▼

模試については、今週末や来週末に開催されるものを受けて終わり、
という方が多いのかなと思います。

みなさん、模試の復習はどのように行っていますか?
まさか、成績を見て一喜一憂して、受けっぱなしで終わりだなんてことはないですよね?
模試は自分の弱点を客観的に把握することができる宝庫です。
この模試を直前期、活かさない手はないです。


全国模試一位の模試復習方法

私が実際に行っていた復習方法を2つご紹介します。
特別なことは行っていません。
これまでの学習の延長と位置付けていました。

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①テキストへの書き込み:いつもの色とは別に

1つ目に行ったことは、
「問題で曖昧だと感じた論点をテキストに書き込んでいくこと」です。
テキストへの書き込み自体は、みなさんもお馴染みだと思います。
私が模試に特化したポイントは、次の2つです。
①「間違った選択肢」だけではなく、「正解だったが知識が曖昧な選択肢」も含めてすべて振り返った
②テキストへの書き込みは、これまでとは違う色で残した
違う色で残したのは、直前期に自分が分からなかった知識であること(=直近で忘れてしまった論点である)を区別して把握するためです。
以前「自分ルール」で載せた画像を再掲します。↓

この画像で説明している、青の部分が今回の模試の復習部分に該当します。
本試験直前にテキスト読みを行う、自分に宛てた最後のメッセージです。

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②自作教材の作成:忘却曲線で確実に自分の知識にする

2つ目に行ったことは、「復習用の教材の作成」です。
模試で出題されるものがそっくりそのまま本試験で出題される可能性は高くありませんが、それでも各予備校は本気で予想し、問題を作っています。
問われている論点自体は出題される可能性は高いので、一肢一肢しっかりと復習する意義はあります
具体的には「過去50」のように、「一問一答」の復習教材を自作していました。

冊子の見方ですが、左から
「選択肢」「初見理解度」「問題」「解答」「テキスト該当ページ」です。
「初見理解度」は、次のように区別していました。

「△」→問題を解くときは曖昧な論点、かつ、正解の肢
「×」→問題を解くときは分からない論点、かつ、誤りの肢
「●」→勘違いの肢(=問題を解くときは自信があった、かつ、誤り)

これらの区別を認識するためには、そもそも問題を解く時点で「曖昧なのか、分かるのか、自信がある問題なのか」等を残しておく必要があります。
これも「自分ルール」で普段から実践していたからこそ、できたことです。
自分ルールについて書いた記事はコチラ▼

印刷して、半分に折ることで自作教材の完成です。


付箋が貼ってあるのは、以前の記事で紹介した「忘却曲線」を意識する「自分ルール」を実践していたためです。

忘却曲線について書いた記事はコチラ▼

自作教材を作成するデメリット

自作の教材は知識の整理に役立つ一方で、デメリットもあります。
私が感じたデメリットとして、次の3つがあげられます。
①作業に時間が取られてしまう
教材を作る作業自体に手間と時間がかかります。
貴重な直前期の時間をどこまで割くことができるかは人それぞれなので、
時間を取ることができない人はおすすめできません。
②模試の冊子を綺麗にしておく必要がある
復習のために、模試をデータでダウンロードできる予備校と、そうでない予備校があります。
データでダウンロードできない場合は、冊子をスキャンする必要があります。
そのため、模試を解くときは極力問題部分に余計な線などを引かないように工夫する必要があります。
③細かい論点まで扱うことになる
模試は本試験と比較すると、細かい論点が問われる問題も多いです。
それらも含めて復習していると、余計な脳のリソースを消費してしまう可能性があります。
特に時間がない方は、解答冊子に対応のテキストページが掲載されているもの(=その予備校にとって、基本的な論点だと区別している問題)だけを抽出すると良いと思います。なお私は負けず嫌いなので、ページ記載が無いものも含めてすべて暗記しました。

ちなみに、私はこの自作問題集を、すべての模試と直前対策等の問題集で行いました。
作業自体はかなり大変だったのですが、振り返ると、この復習でかなり知識がついたと思います。

全部で19の問題集を作っていました。タイトルは「RevengeFM」(笑)

通常の学習の延長

今回は、模試の復習方法を2つ紹介しました。
記事を読んで分かっていただけたと思いますが、
最初に書いたように、これまでの学習の延長です。
みなさんも行っている、
「問題集を解く→テキストに残す」学習方法を模試でも行ったわけです。

直前期は通常期で吸収した知識を、整理していく時期です。
特別なことは極力手を出さずに、
これまでの教材を使い倒して、残り1ヶ月頑張っていきましょう

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回の記事が本試験前の最後の記事になります。
最後は、「選択式の心構え」について書いていきたいと思います。

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