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2023 中学教師のチャレンジ(今年の振り返り)

生徒に「挑戦しろ!失敗がなければ成功はない!」と言い続けている教師である自分が挑戦しないわけにはいかないので、今年いろいろやってみました。新しいことに挑戦するとボケないらしいですよ。

1.自由進度学習に挑戦

今年一番意識したことです。以前から一斉授業の限界を感じていたので、この「個別最適化」「自由進度学習」のワードは知らずとも、授業内でこのエッセンスはちりばめていたものの、今年このワードを学んでからは、意識して授業の中に、「自由進度学習」的な要素はぶち込んできたと思ってす。また、自分が関わってきた研究授業では、自由進度学習のエッセンスを入れるようにしてきました。

授業実践は以下からどうぞ。

2.哲学対話的な道徳授業に挑戦

これはごく最近受けたワークショップに影響を受けて、そのワークショップの次の日の道徳の授業でやったことです。簡単に言うと資料を読んだ後出てきた「問い」を生徒に書かせて、その中から話し合いたい「問い」を選び、全員で話し合うという形式です。

授業の様子は以下からどうぞ。

このワークショップを受けたとき、なんとなく既視感があったのですが、それは以前この本を読んでいたからではないかと思い始めました。

もともとは洋書なので、翻訳感があり読みづらい本ではあるのです。しかし自分の思考をすごくパラダイムシフトさせてくれる本です。

探求型授業をするための第一歩を踏むにはすごくいい本です。久しぶりに読んでみようかな。

3.いいとこ探しに挑戦

今年度から通知表の所見がなくなりました。昨年度から研究主任として、なくしてもよいのではないかと提案してきたのですが、様々な抵抗にあい、できずに終わっていました。しかし、今年度になり校長先生が新しくなり、「通知表の所見をなくしましょう」の鶴の一声で、通知表の所見欄が前学期・後学期ともに、あっさりとなくなりました。

その代わり、夏休みと冬休みの3者面談で、生徒の様子を保護者と生徒本人に口頭で伝えることに。全校体制で授業に出ている生徒のいいところを共有ファイルに打ち込むという期間を作るという挑戦をしました(私の挑戦というより学校全体の挑戦ですが)。

自分が見ていることしか書けなかった通知表の所見と違い、様々な先生の目から見たその生徒のいいところが書かれたファイルを見て、すごくうれしくなります。本当によい取り組みだなあと思っています。実際に保護者と生徒に話をすると、すごくうれしそうな顔を見ることができます。これは通知表の所見では得られなかったフィードバックです。

4.最後に


他にも去年は1回しか出せなかった研究部報を5回出したり、できるだけラーメン屋は新しいところを開拓したりと、「挑戦する」「冒険する」ことを意識した一年でした。



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