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新天地でkahootをはやらす

令和6年度、勤務校が変わりました。今までの勤務校はどちらかというと新しいこと大歓迎、面白ことやってみようという土地柄・学校文化だったので、ICTについても、教師が使うこと・生徒が使うことが受け入れてくれる風土だったように思います。また、自分のICT利用に興味を持ってくれて、広告塔のように「Mark先生すごいんですよ、みんなもICT使ってみましょうよ!」と言ってくれる同僚がいたので、ICT利用率が爆上がりでした。

ICTの視察のために、他県からたくさんの先生が来たり、議員さんがタブレットをどのように使っているのか見たいと来てくれたりして、ICTと言えばこの学校という認知を教育委員会がしていた気がします。

しかし、勤務校が変わった今、ところ変われば全く風土が違うものだなと感じさせられます。

業務にかかわる部分は脱ペーパー化が進んでいるのですが、授業に関わる部分でICTでないとできない授業をしている様子はあまり見られません。

kahootやQuizlet, Padletなど、教育用アプリも浸透している様子はありません。

なんとなく、「学校教育において『ノートに書くことが大事』『学習は苦しいもの』『苦しいことを乗り越えれば生徒は成長する』ことが大事」というマインドセットがあるような気がします。もちろんそういう要素が大事でないというつもりはありません。でも、「それだけ」ではダメなのです。

研究主任として、ICTとおして、「学ぶことって楽しい!」というマインドセットに変えていくような布教活動にいそしまねば、と決意を新たにしていました。しかし、どうしたらいいもんかなあと思っていたら、最初に引っかかった(失礼!)のが教頭先生でした。

ある授業でKahootを使っていたら、のぞき込む教頭先生・・・。

ふふふ、これは食いついたな・・・。

案の定、職員室に戻ってきたら、教頭先生が「Mark先生が使っていたのはあれは何だい?」と質問が。

「それはですねえ、kahootというクイズアプリなんですが、これが「ただ」なんですよ~」

出ました。「ただ」というキラーワード。

有料というと、すごくハードルが上がります。コンピュータに自分のクレジットカードの情報を打ち込むってすごくハードルが上がるらしいです。

そして、教頭先生にkahootのサインアップ・ログインの仕方・クイズの作り方をちゃちゃっと10分程度で教えると、「こりゃ、面白そうだな!」との反応。

これから、kahootが広まっていきそうな予感。

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