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とりあえず盛り上がる英語授業 その3

とりあえず盛り上がる英語授業シリーズが意外と好評で、自分の中では「ビューワー数」が多かったり「スキ」をもらった数が多かったりした記事となりました。

なんだかんだ言っても、授業では「だるいなあ」「やだなあ」「ねむいなあ」という生徒を前にして、なんとか情意フィルターを取り除いてやり、脳みそがアクティブな状態にしてやらんといけませんから、先生方も知りたいところなのでしょうね。

1.Guess what game

ペアでやります。1人がお題を見て、もう1人はお題を見ないようにします。お題を見た生徒は、それを英文で説明します。ターゲットになる文法がある場合は、その文法を使った例文を黒板に書いておき、その文から始められるようにするといいでしょう。お題に関するヒントを出し続けますが、答えるほうは、答えが分かっても途中で言わないようにします。他のペアに聞こえちゃいます。30秒したら、3,2,1,0で一斉に答えを言います。正解したらハイタッチするように言うと、楽しそうにやります。

2.クロスワードゲーム

英語のクロスワードです。以前は自作していましたが、最近は便利なサイトを発見して、これを使っています。あまり難しくしすぎると5分以上かかるので、難しくしすぎないことと、ペアやグループでやらせるといいですね。解けた瞬間、あちこちから「気持ちいい~!」「すっきりした~」と声が聞こえてきて、アハ体験ができる活動です。生徒に自作させるのもよいかもしれません。

3.写真で一言

これは、地区の先生から教えてもらった活動です。
IPPONグランプリのように、「写真で一言」を英語で言います。Padletを使って活動します。写真を置いて、その周りにその絵を説明させたり、搭乗自分物のセリフとして言いそうな文を書きます。自分がいいなと思ったものに「いいね」を押させて、グランプリを決めています。普段英語が苦手な生徒が意外とよい文を作るので逆転現象が起こるよい活動です。

4.自作単語テスト


生徒に紙を渡します。単語の問題を5個作らせて、集めます。シャッフルして配ります。単語のテストに取り組み、採点は作成者の生徒にしてもらいます。意外と生徒は楽しそうに取り組みます。ここで注意するのは受容語彙と発表語彙を意識させることです。教科書の巻末には書けるようになってほしい発表語彙は太字で書かれていることが多いのですが、単語を書く問題はその太字の単語から出題させるように生徒に言います。こうすることで、発表語彙と受容語彙の区別をするようにもなります。

5.最後に


いままでいろいろな「とりあえず盛り上がる」活動を取り上げてきましたが、単なるFUNアクティビティにならないようにしています。何らかの形で、メインの活動に関係するようなWarm Upの活動になるように心掛け、授業が点の集まりではなく、線になるようにしています。

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