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大変すばらしい記事で、思いついたときにもう一度読みたい記事です。
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#小学校

話し合いの「前提」や「目的」を教えると話し合いの質が180度変わった話

はじめに今日は、話し合いの「前提」や「目的」の話をお伝えします。これを年度はじめに伝えておくと、1年間の話し合いの質が変わることをお約束しましょう。(ハードルを上げすぎました。でも、本当に効果あります!) 学校という場は、話し合いの場面がたくさんあります。 国語の話し合い活動、学級会、道徳の授業、係活動、いや…全ての授業に話し合いの場面がある。 というか、「話し合いがない」という日はないのではないでしょうか? ということは、「話し合いの質が上がる」→「学級経営の質が上が

「ナッジで変わるあいさつ」〜教師が強制しない挨拶指導法〜小学校

そうじの次の困りごと「あいさつ」  2学期のはじまり、 「おはようございます」という 朝の挨拶が学級内で少ないことが 気になりはじめました。 私自身、 先生らしい元気な大きい声での あいさつが苦手であり、 そこまで重要視していなかったことが、 学級の姿として如実に現れていました。 1学期から数回ほど、 「挨拶はできるとよいですよね」 という旨の話をしていましたが、 当然子どもに響くはずもありませんでした。 この「困りごと」も ナッジで解消できないかと考え、 ナッジのフレームワ

『「学びの責任」は誰にあるのか』を読んで #179

 職員室の先生方にこの本を紹介します。子どもたちに「学びを渡す」方法が分かります。一緒に読んでみませんか? 1.段階的に責任を移行させる 子どもたちに任せる部分が少ない一斉授業中心の授業では、教師にほぼ100%責任があります。学習計画や目標、学び方、成果物、評価、これをすべて教師がやっている場合です。なるべく失敗させないように、手厚くフォローして、テストの点数を上げ「させる」というのが今までの教育です。  P5「効果的な教え方は、教師が段階的に自分のすることを減らし、生徒

個別最適な学習のヒントはレゴにあった。

説明書の中で、世界一分かりやすいものはLEGOの組み立て説明書だと思う。 説明”書”とは、知識の伝達を目的に作られたツールです。 優れた説明書とは、知識の伝達を行う人がその場にいなくても、書を読んだ人が内容を理解し、自ら動けるような書だと考えます。 国を問わず世界中の4~5歳以上の子供が、LEGOの説明書を読み、自ら動いて、レゴを組み立てています。こんなに優れた説明書は他にあるだろうか。 ■授業者の仕事は、優れた教材をつくること個別最適な学習を行う上で、すべての生徒に

「ナッジで変わる掃除の時間」:教師が強制しない指導法/小学校/清掃

もう悩まない「掃除指導」をナッジ5月、新学期のわくわくも落ち着き、子どもたちは クラスにもすっかり慣れてきました。 そんなある日、彼らの掃除の様子を見ていると、 友だちとふざけ合いながら掃除に取り組む姿が 目につき始めました。 過去いろいろな掃除指導を試しましたが、 いまだピンとくるものがありませんでした。 そこで「ナッジ」の手法を掃除指導に 取り入れることにしました。 2つのことを決め、継続するだけ です。 ナッジ①子どもたちによる目的の共有5月の朝、子どもたちに、 「掃