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サイゼリヤのPivot動画みたのでサイゼでランチして解像度高めてみた

こんにちわ!普段から財務分析するにはサービスや商品の解像度が大事と提唱している柿澤です。

Pivotでサイゼリヤの戦略について非常に興味深い動画が上がっていたのでサイゼリヤの解像度を高めるべくランチにいってみました

Pivotのサイゼリヤの動画はこちら

行ってみて思った最大のポイント

他の飲食チェーンはヒトとロボ・システムの共同作業に最適化しているが、
サイゼリヤは店員と顧客の共同作業に最適化されている

行ってみて確認したこと

オペレーション

  • フロアにほぼ店員いない 

  • ほぼ店員さんとと話す機会ない

  • 運んでくる・片付けるのはヒト

  • レジも顧客のセルフ

    • ポイントカードだのなんだのと聞いてくるのはゼロでストレスない

  • 注文のアプリ非常にシンプルでメニューはあくまで紙のメニューをみる、アプリは番号入れるだけ

    • 正直他のどの店よりもUIがシンプルでよかった

  • 他によくあるタブレット端末と猫型配膳ロボットがない


つまり、以下のような作業分担

  1. 入店から席選ぶ: 顧客

  2. 注文: 顧客

  3. 配膳: 店員さん

  4. 作る: 店員さん

  5. 味付けカスタマイズ: 顧客

  6. 皿下げる: 店員さん

  7. お会計: 顧客

システムは以下のみだが、どれも大幅にオペレーションを削減するもののみで、わからなかったらすぐ店員さん呼べる。

  1. シンプルな注文webアプリ

  2. ドリンクバー

  3. セルフレジ

食べ物

  • そもそもうまい

  • 意味わからないほど単価安い

  • パスタは多分茹でる時の塩足りない

    • ただこれもコース料理的に色々食べるならむしろありな気がした

  • エクストラバージンオリーブオイル、シチリアの塩などちゃんとした調味料おいてあって好みに味変可能

    • これは料理好きにはかなり嬉しい

    • 元々の料理がシンプルに味付けしてるのでカスタマイズしがいがある

  • ワインも複数種類置いてある+爆安

ということで、

コスパ最強の裏には店員さんと顧客が共同作業することに最適化されたトータルの業務オペレーションがあり、その一部が顧客にとって価値ある体験にもなっており、余計なシステムで顧客の手間を取らせない工夫が満載。そしてシステム化するところは圧倒的にオペレーションコストを落とせるところのみ。

こだわりが垣間見得たランチでした!
ご馳走様でした!

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