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(夏の連載サスペンス劇場)「魔性の女」第3話(全4話)

夜も深まったころ、自分と長田は北海道・函館にある函館空港に降り立ち、そこからホテルに泊まった。1人ずつ別の室内に泊まり、自分はベッドに横になりながら考えていた。
星野絵里子は何故姿を消したのか。姿を消したと言うことは自分が犯人と言っているようなものだ。でもそしたら何故2人の男性を共犯者を使い、この世から葬り去ったのか。
この北海道に来たのも、何か星野絵里子のルーツがあるのではないかと思い、来て見たのだ。でも明日に備えるため、そのまま寝てしまった。

翌朝・太陽が照り付ける中、自分は起きて完備しているレストランに向かった。すると長田が先に食べており、自分が来たことに気付くと

「あっ先輩。おはようございます」

「なんだ先に起きていたのか」

自分はそのまま長田の対面の席に座る。すると長田が気になった顔で

「あの、よく重要参考人の実家に行くのは分かるんですけど、既に星野絵里子の両親は亡くなってるみたいですし、行っても何も分からないんじゃ」

「確かにそうだよな。でもそうでも言わなきゃ、恐らく許可が下りなかった。俺が本当に行きたい場所は違う」

「どこなんですか?」

「星野絵里子が当時通っていた高校の校長だ」

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