【昔話】駐車した場所を忘れたら
今回も私の幼少期のころの思い出を。
むかし、私と母の2人でイオンへ出かけた時のこと。
買い物を終えて、よし帰ろうというとき、
「あれ?車がない!」
と母が騒ぎ出しました。
どうやら駐車していた車が無くなった様子。
車泥棒?!こんな平和な日本で?!
いやいやそれはないだろう、とあちこちを探し回ります。
幼い私は駐車した場所なんて覚えていないので、母の後ろを付いて回るのみ。
車を探し始めて30分が経過。
これは本当になくなったんじゃないか…?
だってこれだけ探して愛車を見逃すわけがありません。
ただ、イオンの駐車場はかなり広大な土地。
2人で探すには限界があります。(しかも1人は付いてくるだけ👶)
不安を胸に、母は警備の方々に相談しに行きました。
事情を聞いた警備員が3,4人で車を探してくれることになり、事態はどんどん大ごとになります。
捜査が始まり、20分ほど経ったころ。
それらしき車が発見されたということで、母が確認しに行くことになりました。
警備員の方々3名に連れられて、私たち2人はなんだか重要人物のよう。
こんな風景、何かの映画で見たことあるな。
そして運命の時…
発見された車を確認し、
「あ!これ!これはうちの車です!!!」
と母。
「おぉ~~!」パチパチパチ👏
と私と警備員の方々。なぜか拍手。
母と車の再会で、あたりは感動的なムードに包まれます。
よかったよかった。
いや、冷静になって?
近所のイオンで駐車場所を忘れて大騒ぎしただけだから!
そんな胸暖まるシーンじゃないから!!
ほんと人騒がせな家族です。
実はこの話、この出来事が原因で、また新たな事件が起こります。
この続きは下の文章で。
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