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知人のnoteを発見し、内省する

昨日、元同期のnoteを見つけてしまいました。


元同期のAさんとは少し一緒に働いたことがあり、正直苦手です。
彼女は素直な性格で率直に意見できる反面、たまに無神経で周りの空気が悪くなる発言をしてしまうことも。
私はその、言葉の受け手の気持ちを配慮できないところに、苦手意識を感じていました。そして苦手センサーが働くと、スススと距離が開きます。
結局、退職するまであまり関わることがありませんでした。


そんな関係性の薄いAさんのnote。
たぶん知り合いには読まれたくないだろうな。と思いつつ、いくつか気になるタイトルの記事があったので、こっそりと薄目で閲覧。

すると、今まで知らなかったAさんの内面が見えてきました。


とても自由で奔放に生きていると思っていた彼女ですが、
キャリアについて悩んでいたり、家族や友人のことをとても大切にしていたり、他の同期のことを心配していたり。
彼女らしいストレートな表現で、繊細な気持ちを綴っていました。

こんなに色々な物事に思いを巡らせて、それを多様な表現で文章にする、素敵な人だったんだ。
2年半も同じ会社で働いていた同期なのに、知りませんでした。
ううん、知ろうとしていなかった。


当然ながら彼女のブログには、少し見た限りでは、私のことは一切載っていませんでした。
もし、彼女と私の仲が良くて、彼女が私のことを書くとしたらどう表現してくれたんだろうか。
彼女の書く文章が好きになった私は、そんなことも考えてしまいました。


会社は何百人もの人が働く場所。
それぞれが違う人間だから、一緒に働いていると衝突することも嫌になることもあります。でもそれは会社という場における話で、一歩社外に出ると、個々の暮らしがあるんですよね。

私は一緒に働く人の一面しか見ていない状態で、「この人はこういう人だ」と判断して仲良くなったり避けたりしていたようです。それは、とてももったいないこと。


次に働く新しい職場では、その人の表面上の行動だけで性格すべてを知った気にならず、勝手に判断するのはやめよう。
できたら、深い付き合いができるような関係性を築こう。

そう反省した出来事でした。




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