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4月1日(木)男女平等 日本は世界ランキング第120位

前年は121位 G7 独 仏 英 カナダは11~24位の範囲内 人種問題を抱える米国も30 イタリアは少し遅れて63 近隣の韓国102 中国は107位 各国の取組みが進む中 日本は取り残されているのが鮮明で目立っている これはスイスのシンクタンク 年次総会のダボス会議で有名な「世界経済フォーラム(WEF)」が発表した男女平等指数の年次報告書によるもの 男女平等の達成率は世界トップのアイスランドで89.2%

日本は65.6% ランクが公表された2006年は64.5% 15年かけて僅か1.1%の改善と停滞状態 この指数は政治 経済 教育 健康の4分野別で測定されているが 政治147位 経済117位 教育92位 健康65位で改善状況は全ての分野で低調 識字率や就学率は優れていると思われる教育 あるいは医療制度 平均寿命 健康寿命の面は良いはずの健康も高いランクではない その理由は不詳だが足を引っ張っているのは政治と経済

政治は147位(前年比3ランク低下)これは女性国会議員と閣僚比率が低いのが主因 また経済は117位(前年比2位低下)こちらは女性管理職比率が世界139位というのが重しになり総合評価が押し下げられている 政府の問題意識は高いように見えていたが現実はこの15年停滞あるいは低下 この間 他国は政治の意思で改善が進められている 日本はそれが欠落している まず政治の具体的取組みからであろう。

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