価値が「ある」のと「感じる」のは違う
みなさん、こんにちは!
かなり気温も上がってきて、もう半袖で過ごせる季節になりましたね!
私は趣味のソフトボールで肌がだいぶこんがり焼けてきました!笑
思いっきりリストバンド焼け思いっきりしてるので、半袖で歩くのが少し恥ずかしいです。。。
でも試合のときはリストバンドしとかないとなんかおしゃれ感でないし、汗拭けないし、かといってピチアン(ピチピチのアンダーシャツ)の長袖だと暑いし、、、
という葛藤と戦いながら、結局毎週日焼け止めを塗り込んでからリストバンドをして試合に出ています(笑)
本日は題目にもあるように、
価値が「ある」野と「感じる」は違う
ということについて書きました!
これについては長くなりそうなので、何回かに分けながら書いて行こうと思います!
人は価値で判断する
価値が「ある」と「感じる」ってどういうこと?
1つ例をあげます。
見るからに高そうな見た目ですね(笑)
これはルイヴィトン×シュプリームコラボのトランクです。
2017年に発売されたもので、YouTuberのヒカキンさんも購入されて話題になった商品です。
価格はなんと770万円!!
高すぎやろ!
そう思ったそこのあなた。
今はちなみに約2倍の約1360万円で取引されてるとのこと(笑)
2021年の情報なので、今はもっと上がっているかもしれませんね!
どうですか。みなさん。
これ欲しいですか?
ちなみに私は欲しいと思いませんでした(笑)
ルイヴィトンやシュプリームが好きなわけでもないし、こんな普段使えないものに770万円っていう大金なんか出せへんわ〜。
同じことを思った人もいるのではないでしょうか。(いや、いるはず)
でも、たしかにこの商品には価値ありますよね?
価値があるからこそ、元々からの値段より2倍以上も高くなっているわけですから。
でもお金を用意してでも欲しいとは思わないということは、
価値を感じれていないのです。
人は価値を感じるか感じないかで
物事を判断します。
つまり値段が高くても価値を感じさせることができれば、商品やサービスを購入してくれます。
逆に値段が安くても価値を感じてもらえなければ、購入してくれないということです。
アパレルでよく見る
「価値伝わってないあるある」
こちらも1つ例をあげます。
左はユニクロのオーバーサイズポケツキTシャツ(5分袖)。
右は私がここ最近買ってめちゃいい!と思ったHAND ROOMというブランドのTシャツ。
どちらもゆったりめのシルエットで胸ポケットがついた白Tシャツです。
あなたは仕事用でも私服用でも着れるTシャツを探しています。(TシャツOKな職場と仮定して)
どちらを買いますか?
おそらくですが、左のユニクロを選ぶ人が多いのでは?と思います。
Tシャツで仕事するならある程度枚数も欲しいでしょうし、そもそも1枚約10000円するTシャツを買う人は少数派だと思います。
でも10000円のTシャツは、給水速乾・透け防止加工・シワ防止加工・UVカットという機能満載で、脱ぎ着がしやすいく衿ヨレを軽減させるこだわりの仕様で、なおかつ日本製というクオリティです。
価値ありますよね?
それでもユニクロのTシャツを選ぶ人が多数派になると思います。
でもHAND ROOMのこのTシャツは本当に良くて、
・洗濯しても一瞬で乾く(部屋干しでも3時間あれば乾く)
・型崩れしない
・1枚でもサマになる
・上からジャケット着ても響かない
・薄いから涼しい
・なのにビーチクさんが透けることもない。
本当に優秀なんです。(ベタ褒め)
でも価値を感じてもらえない。
なぜかというと上の比較画像ぐらいのことしか商品ページに書いてないんですよね。
(自分の好きなブランドの商品ページ見てみてください)
今回の例は極端ですが、多くのECの商品ページは機能やシルエットのことしか書いていません。
実際購入していただいて、使ってみたり着てもらったりして感じられることをイメージさせれてない。
なので価値を感じてもらえないんだと私は思います。
これはECに限らず店頭でも同じことです。
下記のようなイラストが書かれた下げ札よく見ませんか?
これで商品の価値が伝わると思いますか?
多分伝わらないと思います。(特長は伝わります)
しかし店頭で洋服を見るとこういったものが付いているものがほとんどです。
とはいっても私もこういう下げ札を提案して作ってしまっていた側の人間です。
今思い返すとこれはたしかに価値は伝わらない。。。と反省しています。
価値が伝わらない世界の行く末は
そもそもの大前提ですが、商品に対して「想い」が存在しないと「価値」は存在しません。
なにも考えずに作ったものがたまたま売れるということもあるかもしれませんが、モノ・コトで溢れた現代でその可能性はかなり低いです。
先程も述べたように、人は「価値」で比較・判断します。
商品の「想い」や「価値」が伝わらなかった場合、何で判断するか。
それは「価格」です。
より安くてよりいいもの、つまりコスパがいいかで判断します。
そうなると「価格」勝負になります。
「価格」を下げれば、「想い」も「価値」も付けることが難しくなっていきます。
そうなると思考も
「安い」ものしか売れない。
となっていき、「想い」なんてどっかに飛んでいってしまいます。
そんなカオスなデフレスパイラルに飲み込まれたのが今のアパレル業界、繊維業界です。
繊維商社で勤めた5年半。
実際に「安くて」「良いもの」を提案してと取引先に毎日のように言われ続けました。
ではどうしたら「価値を感じてもらえるのか」という部分は、また来週以降に書いて行こうと思います。
一度ご自身の商品やサービスの価値って感じてもらえてるのか?
見直してみるといいかもしれませんね!
ここまで見ていただいてありがとうございました!!
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