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VERYの企画に思う親の役割

VERY 1月号の企画「『きちんと家のことをやるなら働いてもいいよ』と将来息子がパートナーに言わないために今からできること」がちょっとした話題になっている。賛否あるものの、母たちからは共感の声が多い模様。確かにこの発言はいただけないし、育った家庭環境が少なからず影響しているんだろうけど、ここまで親が子どもに対して影響力を持つべきなのだろうか。

今、小学生の娘の目に夫や私はどう映ってるのだろう。いいな、こうなりたいなと思ってくれていたらそれはそれで嬉しいけど、反面教師にする部分だってあってもいいと思うし、そもそも「うちの親はこうだった」に縛られないでほしいなと思う。

私の父親は一切家事をしなかった。母親は専業主婦。料理も裁縫も上手で、いつも優しい母親が大好きだった。じゃあ私もそんな母になったかというとそんなことはなく、フルタイムで勤務して家事は夫と半々かつ適当。
どっちがいい、悪いという話ではなく、ただ時代や環境や状況が違っていて。その中でできることを積み重ねながら、毎日を乗り越えているのだと思う。


以前に、DAIGOさんが結婚してから家事デビューしたという話が話題になっていた。このエピソードが好きだ。

育ってきた家庭環境とかに捉われないで、目の前の状況や、大切な人の気持ちを考えて動いていけたらいいなと思う。

娘が大人になる20年後、30年後、世の中がどう変わっているかなんて予想もつかない。どう生きるのが娘にとって幸せかなんて私が決めることでもないし。親として子どもへ最低限の善悪とかマナーは伝えていかなければと思うけど、私たち親の生き方や価値観は参考程度にどうぞ、と思う。

こうやっていろいろ考えさせてくれるくらい、時として切り込んでくるVERYが結局好きです。来月も楽しみだな。以上。




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