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【寄席】親子で楽しむ演芸会

 2023年7月30日(日)、国立演芸場に「親子で楽しむ演芸会」を観に行きました。以下、メモを残します。

■はじめに

 私が国立演芸場に入るのは2回目です。初めて入ったのは、今年5月の中席(江戸家猫八さん襲名披露公演)だったのですが、ウトウトしてしまい、あまり噺について行っていませんでした。すみません(汗)。
 今回は、夏休みの「親子で楽しむ演芸会」ということで、①解説が詳しいのかな、ということと、②色々なタイプの演芸を見られるのではないか、と思い参加してみました。

■演芸について

公衆を前に演じる芸能、またその演じる行為をいう。広義には演劇、舞踊、歌なども含まれるが、狭義には落語、講談、浪曲、奇術といった、1人または少人数で演じる大衆的な寄席(よせ)芸能をさし、今日一般には後者の意味が強い。

コトバンク「日本大百科全書(ニッポニカ)」より

■今回の演目とメモ・感想

①落語教室、柳枝・えり・まんと・ちづ光
②落語:牛ほめ、春風亭柳枝
③時代劇コント、カンカラ
④講談:仙人の教え、一龍齋貞友
⑤奇術、マジックジェミー
⑥落語:動物園、三遊亭遊雀

■メモと感想

(1)落語教室
 初めに、落語について説明がありました
 楽器について説明があり、「四助よすけ」という言葉を知りました。「四助=当り鉦」で、他の四つの楽器を助けることから来ているのですね。他の四つの楽器というのを聞き逃してしまったのですが、太鼓や笛のようです。
 そして、一番太鼓や二番太鼓とその意味、出囃子、手拭いや扇子の使った見立てなどの説明がありました。

(2)落語で、気づかぬうちに本題に入っていました
 落語は「枕(マクラ)・本題・オチ(サゲ)」で構成されることが多いようです。柳枝さんの落語で、初心者の私は「ふんふん」と聞いていたのですが、枕からいつの間にか本題に入っていて、面白いなぁと思いました。なんだか少し得した気分になりました。

(3)初めて講談を聞きました
 今回、初めて「講談」を聞きました。一龍齋貞友さんは、声優でもあるんですね。家に帰って、「落語」と「講談」の違いなどを調べてみました。「講談」も面白そうです。お笑いがあまり得意ではない私は、「講談」から入った方が入りやすいかもと、思ったりしました。
 本屋で、神田伯山さんの本を見かけたりして、今、講談は熱いのかもしれません。

(4)コントと奇術も初めてでした
 コントと奇術も、初めてみました。テレビでは見たことあるのですが、実際に見ることが出来て良かったです。

■最後に
 国立演芸場も、国立劇場と同じく、今年の10月に閉場だそうです。この建物が取り壊されると考えると、少し寂しい気持ちになりました。
 他方で、演芸場は浅草などにもあるようで、他の演芸場にも足を運んでみたいと思いました。

 下の写真は、1回目(5月)に訪れたときの写真です。

国立演芸場

 本日は以上です。


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