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献血から確信する、人のつながり

本日のトップ画は、北海道赤十字血液センターから拝借。

400ml献血ではなく、成分献血でお願いすることが多いので、前回から2週間ちょっとで再び。
2月にタイに行ってから4週間のお休みが必要で、4月になってまた行けるようになったところ。

18歳に初めて行ってから、今回で37回目。
自分の体調あってのボランティア行動なので、忙しいときは行けないけれども、なんだかんだで続いている。

そのうち2回は体調不良(意識飛ぶ系)を経験してしまっているので、献血センターのみなさんからすると、ちょっと厄介な人なのだろうけど。
(途中で体調が悪くなっても、ちゃんとたすけてくれることがわかっているから、ためらわずに今も行っている側面は少なからずあるのだが)

続いている理由として、やっぱり「ありがとうの声」。

自分が献血する量はわずかだけれど、多くの献血協力があって、輸血によって、ひとりの人生が再び長く続いていく。
成分献血の目安の時間90分で、同世代の輸血を受けた人が90歳まで生きることができるようになったとしたら、知らない誰かだけれども、嬉しい。
400ml献血だと、もっと短い時間で、誰かの人生をたすけることができる。

大学院生として研究で社会に何か還元することも頑張りたいけれど、生きていくことは研究だけではない。
いろいろな人とのつながりの中で生きているのだから、研究だけではない、社会に出た後も、自分にできることを続けていきたい。

日本赤十字社では、献血を呼びかけるだけでなく、新型コロナウイルスの感染拡大が引き起こす人と人のつながりの断絶を懸念している。

人間を救うのは、人間だ。

日本赤十字社が掲げている理念。
これまでの災害、社会の危機を、私たちは人のつながりで乗り越えてきた。
ひとりでは乗り越えられないことを、たすけの手を差しのべ、支えあい、励ましあって進んできたことを知っている。

乗り越えていくためにも、乗り越えた先にまたすてきな社会をつくっていくにも、人のつながりは大切な基礎であり、エネルギーとなっていくはず。

自分だけが今大変なのではなく、みんな何かしら大変な思いをして過ごしている。だけれども、大変な中でも、それぞれ工夫して、生活していこうとしていることを、noteやFacebookから感じる。

人と人のつながりがあってこそ実現されていく社会があることを、自分は信じている。

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