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編集者として気づいたこと:自分自身の拡張にAIを活用しよう。

ChatGPTが全盛だけど、実は新しいbingが使いやすいな~と感じています。そこで今回、新しいbingと簡単な小説を書いてみることにしました。結論から言うと、そこそこいい感じで書けましたが、途中でほめたり励ましたり、別の案を考えてあげたりと、なかなか手がかかりました笑
とはいえ、途中で挟まるなぞなぞとか、私じゃ考えつかなくて、面白いな~と思います。
(ちなみに上記イラストも小説に合わせてつくったAI画像です)
まだ完成とはいいがたいですが、できあがった小説はこちらです。

小説 『勇気の結晶』

さくらは学校から帰ると、いつものように自分の部屋に駆け込んだ。ドアを閉めると、ベッドの上に飛び乗った。そして、枕元に置いてあるぬいぐるみに向かって話しかけた。
「ミルキー、今日も大変だったよ。クラスのみんなと仲良くなれなくて、一人ぼっちだった。」
ぬいぐるみは白い猫の姿をしていた。しかし、それはただのぬいぐるみではなかった。ミルキーは猫の妖精で、人間には見えない存在だった。さくらだけがミルキーと話すことができた。
ミルキーはさくらの言葉に反応して、ぬいぐるみから飛び出した。彼はさくらの顔を見て、優しく笑った。
「さくら、大丈夫だよ。僕がいるじゃないか。僕はさくらの友達だよ。」
さくらはミルキーの言葉に涙がこぼれそうになった。ミルキーはさくらの唯一の友達だった。彼はいつもさくらを励ましてくれた。
「ありがとう、ミルキー。君がいてくれて本当に良かった。」
さくらはミルキーを抱きしめた。ミルキーもさくらを抱き返した。
「さくら、僕も君が大好きだよ。」
二人はしばらく抱き合っていた。その時、さくらはミルキーに出会った日を思い出した。
それは一年前のことだった。さくらは家族旅行で森に来ていた。森は美しくて神秘的で、さくらは夢中で探検していた。しかし、気がつくと道に迷ってしまっていた。

「助けて! 誰かいませんか!」
さくらは必死に叫んだが、誰も答えてくれなかった。森は静かで暗かった。さくらは恐怖で震えた。
「どうしよう……」
そんな時、彼女の目の前に白い影が現れた。それは小さな猫だった。
「ニャー」
猫はさくらに近寄ってきて、鳴いた。彼女は驚いて猫を見つめた。
「猫? どこから来たの?」
猫はさくらの顔をじっと見て、突然話し始めた。
「さくら、僕は猫の妖精だよ。ミルキーという名前だよ。」
さくらは信じられないという表情でミルキーを見た。彼女は猫が話すなんて聞いたことがなかった。
「えっ? 猫の妖精? 嘘でしょ?」
ミルキーは首を横に振った。
「嘘じゃないよ。僕は本当に猫の妖精だよ。人間には見えないけど、君には見えるんだよ。」
さくらはミルキーの言葉に戸惑った。彼女は自分の目を疑った。
「どうして私にだけ見えるの? どうして私に話しかけてくれたの?」
ミルキーはさくらの手を握って、優しく答えた。
「君にだけ見えるのは、君が特別だからだよ。君に話しかけたのは、君が困っているからだよ。」
さくらはミルキーの言葉に驚いた。彼女は自分が特別だと思ったことがなかった。彼女は自分が困っているとも思っていなかった。
「私が特別? 私が困ってる? どういうこと?」
ミルキーはさくらの目を見つめて、真剣に言った。
「君は友達がいないんだよね? 孤独で寂しいんだよね? それが困っていることだよ。」
さくらはミルキーの言葉に涙が溢れそうになった。彼女は友達がいないことを隠そうとしていた。彼女は孤独で寂しいことを認めたくなかった。

「そんなことないよ……」
ミルキーはさくらの頭を撫でて、慰めるように言った。
「大丈夫だよ。僕が君の友達になってあげるよ。僕は君を助けてあげるよ。」
さくらはミルキーの言葉に感動した。彼女は初めて本当の友達を得た気がした。
「本当? 本当に私の友達になってくれるの? 本当に私を助けてくれるの?」
ミルキーは笑って、さくらに約束した。
「本当だよ。本当に君の友達になってあげるよ。本当に君を助けてあげるよ。」
さくらはミルキーに抱きついて、感謝した。
「ありがとう、ミルキー。君が来てくれて本当に良かった。」
ミルキーもさくらに抱きついて、答えた。
「ありがとう、さくら。君に出会えて本当に良かった。」
二人はしばらく抱き合っていた。その時、さくらはミルキーに尋ねた。
「ミルキー、どうして人間界に来たの? 妖精界には帰らないの?」

ミルキーはさくらから離れて、深刻な表情で言った。
「さくら、僕は君に大切なことを話さなきゃいけないんだ。人間界には危機が迫っているんだよ。」
さくらはミルキーの言葉に驚いた。彼女は人間界に危機が迫っているなんて聞いたことがなかった。
「危機? どんな危機?」
ミルキーはさくらの手を握って、真剣に言った。
「邪悪な妖精が人間界を支配しようと企んでいるんだ。彼らは人間を奴隷にしようとしているんだ。」
さくらはミルキーの言葉に恐怖した。彼女は邪悪な妖精が存在するなんて知らなかった。
「邪悪な妖精? そんなの本当?」
ミルキーは頷いて、言った。
「本当だよ。僕も最初は信じられなかったけど、妖精界でその話を聞いたんだ。彼らは人間界と妖精界をつなぐ扉を開けて、侵入しようとしているんだ。」
さくらはミルキーの言葉に疑問を感じた。彼女は人間界と妖精界をつなぐ扉が存在するなんて聞いたことがなかった。
「扉? どんな扉?」
ミルキーはさくらに説明した。
「扉は月の満ち欠けによって開閉されるという伝説があるんだ。満月の夜に扉が開くということだよ。扉は森の奥深くにあるということだけど、正確な場所はわからないんだ。」
さくらはミルキーの言葉に興味を持った。彼女は扉の伝説が本当かどうか知りたかった。
「扉を見つけることができるの? 扉を閉めることができるの?」
ミルキーはさくらに頼りにされて、勇気が湧いてきた。
「できるよ。僕たちはできるよ。僕たちは協力して、扉を見つけて、閉めるんだ。」
さくらはミルキーの言葉に感動した。彼女はミルキーと一緒に冒険することに決めた。
「わかったよ。私も一緒に行くよ。私も協力するよ。」
ミルキーはさくらに笑顔で答えた。
「ありがとう、さくら。君が一緒だと心強いよ。君が一緒だと楽しいよ。」
二人は手をつないで、森へと向かった。森は美しくて神秘的だったが、危険も多かった。野生の動物や毒草や罠などに気を付けながら、扉を探して歩いた。

「ミルキー、扉はどこにあると思う?」
「さくら、僕もわからないよ。でも、僕たちは見つけられるよ。僕たちは信じられるよ。」
二人はそう言い合って、励まし合った。途中で様々な困難や危険に遭遇したが、友情や勇気で乗り越えた。例えば、狼に追われたり、沼にはまったり、罠にかかったりした。しかし、二人はお互いを信じて助け合った。
「さくら、大丈夫だよ。僕が守ってあげるよ。」
「ミルキー、ありがとう。私も頑張るよ。」
二人はそう言い合って、笑顔で抱き合った。二人は一緒に冒険することで、自信や楽しさを感じた。
やがて、二人は森の奥深くにある小さな池に辿り着いた。池の水面には月が映っていた。満月の夜だった。

「ミルキー、これが扉なの?」
「さくら、そうだと思うよ。月が映っている池が扉なんだと思うよ。」
二人はそう言って、池に近づいた。すると、池の水面が揺れて、光が差し込んできた。扉が開いたのだ。
「ミルキー、見て! 扉が開いたよ!」
「さくら、すごいね! 扉が開いたね!」
二人はそう言って、喜んだ。しかし、その喜びも束の間だった。
突然、空から黒い影が降りてきた。それは邪悪な妖精だった。
「やっと見つけたぞ、猫の妖精め! お前を連れて行く!」
邪悪な妖精はミルキーに手を伸ばした。さくらは驚いて叫んだ。
「ミルキー! 逃げて!」

ミルキーはさくらを森から連れ出して、彼女の家まで送り届けた。彼はさくらにぬいぐるみに入ることができるということを教えた。そして、さくらがぬいぐるみを持っている限り、彼と話すことができるということも教えた。さくらはミルキーに感謝して、ぬいぐるみを大切に抱きしめた。
「ミルキー、これからもよろしくね。」
「さくら、僕もよろしくね。」

二人は笑顔で別れた。しかし、その夜から、さくらの日常は一変した。
ミルキーは人間界に危機が迫っていることを知っていた。邪悪な妖精が人間界を支配しようと企んでいたのだ。ミルキーは妖精界の住人の一人であり、人間界と妖精界をつなぐ扉の番人でもあった。彼は扉を守る使命を持っていた。
扉は月の満ち欠けによって開閉されるという伝説があった。満月の夜に扉が開き、新月の夜に扉が閉じるというのだ。しかし、それは半分だけ真実だった。実は、扉は満月の夜に開くことはなかった。扉は新月の夜にしか開かなかったのだ。
それは邪悪な妖精が仕組んだ罠だった。邪悪な妖精は扉を開ける方法を知っており、新月の夜に扉を開けて人間界に侵入していた。彼らは人間界で悪事を働き、人間たちを苦しめていた。そして、満月の夜に扉が開くという嘘を流して、人間たちを騙していた。
ミルキーは邪悪な妖精の正体や目的を知らなかったが、彼らが人間界に危害を及ぼすことは確かだった。彼は扉を閉じる方法を探していたが、見つからなかった。彼は一人では無力だった。
そこで、彼はさくらに協力を求めた。彼はさくらが特別な力を持っていることを感じていた。彼女は妖精に見えることや話せることだけでなく、妖精界全体に響き渡る心の声も持っていた。彼女は人間界と妖精界の架け橋になれる存在だった。
ミルキーはさくらに真実を告げて、一緒に扉を探しに行くように頼んだのだった。

さくらはミルキーの話を信じられなかった。彼女は妖精が存在することにも驚いていたが、人間界に危機が迫っているということにも恐れを感じた。彼女は自分が特別な力を持っているということも理解できなかった。
「ミルキー、本当にそんなことが起こっているの? 私がどうやって助けられるの?」
ミルキーはさくらの手を握って、真剣に言った。
「さくら、本当だよ。僕は嘘をつかないよ。君は僕を信じてくれるよね? 君は僕の友達だよね?」
さくらはミルキーの瞳を見て、迷った。彼女はミルキーを信じたいと思った。彼女はミルキーの友達でありたいと思った。しかし、彼女は自分に自信がなかった。彼女は自分が何かを成し遂げられると思えなかった。
「ミルキー、ごめん……私、怖いの……私、できないと思うの……」
ミルキーはさくらの言葉に悲しそうにした。彼はさくらを励ました。
「さくら、大丈夫だよ。僕がついてるから。僕が守ってあげるから。君はできるよ。君は強いよ。」
さくらはミルキーの言葉に涙がこぼれそうになった。彼女はミルキーの優しさに感動した。彼女はミルキーの力になりたいと思った。
「ミルキー、ありがとう……私、頑張るよ……私、君の力になりたいよ……」
ミルキーは笑って、さくらに答えた。
「さくら、ありがとう……私、嬉しいよ……私、君の力を借りたいよ……」
二人は笑顔で抱き合った。そして、扉を探しに出発した。
扉を探す方法は、ミルキーが持っている魔法の鏡だった。鏡は扉の場所を示すことができるという伝説があった。しかし、鏡は簡単に扉の場所を教えてくれなかった。鏡は謎かけやなぞなぞを出してきて、それに答えなければ扉の場所を教えてくれなかった。
「これは何だ? 目も耳も口もないけど、話すことができるものだ。」
鏡が出した最初の謎かけだった。さくらとミルキーは考え込んだ。
「目も耳も口もないけど、話すことができるもの……電話?」
さくらが答えてみたが、鏡は首を横に振った。
「違うよ。電話は目も耳も口もあるよ。」
「じゃあ……ラジオ?」
ミルキーが答えてみたが、鏡はまた首を横に振った。

鏡の謎かけはなかなか難しかった。さくらとミルキーは何度も間違えてしまった。鏡は彼らをからかって笑った。
「ふふふ、君たちはバカだね。こんな簡単な謎かけも解けないなんて。扉の場所なんて教えてあげられないよ。」
さくらとミルキーは落ち込んだ。彼らは扉の場所を知りたかった。彼らは人間界を救いたかった。
「どうしよう……もう答えが思いつかないよ……」
「僕もだよ……もう諦めるしかないのかな……」
二人は悲しそうに頭を垂れた。しかし、その時、さくらの心の声が鏡に届いた。
「お願いします……扉の場所を教えてください……私たちは人間界を救いたいんです……私たちは友達なんです……」
鏡はさくらの心の声に驚いた。彼はさくらの真剣さや優しさを感じた。彼はさくらに興味を持った。
「君は誰だ? どうして僕に話しかけることができるのだ?」
鏡が尋ねた。さくらは戸惑って答えた。
「私はさくらです……私はミルキーの友達です……私は心で話すことができるんです……」
鏡はさくらの言葉に感心した。彼はさくらの力に気づいた。
「君は心で話すことができるのか……それはすごい力だね……君は人間界と妖精界の架け橋になれる存在だね……」
鏡が言った。ミルキーも驚いて言った。
「そうだよ! さくらは特別な力を持ってるんだよ! だから、扉の場所を教えてあげてよ! お願いだよ!」
鏡はミルキーの言葉に考え込んだ。彼はさくらとミルキーに試練を与えることにした。
「わかったよ。君たちに扉の場所を教えてあげるよ。でも、それには条件があるよ。」
鏡が言った。さくらとミルキーは期待して聞いた。
「条件? 何ですか?」
「君たちはもう一つの謎かけに答えなければならないよ。それができれば、扉の場所を教えてあげるよ。」
鏡が言った。さくらとミルキーは勇気を出して受け入れた。
「わかりました! やってみます!」
「僕もだよ! 頑張ろう!」
二人は笑顔で答えた。鏡も笑って、最後の謎かけを出した。
「これは何だ? 目も耳も口もないけど、話すことができるものだ。」
最後の謎かけはさくらとミルキーにとって、最大の難関だった。彼らは何度も答えを考えたが、どれも正解ではなかった。鏡は彼らを嘲笑っていた。
「ふふふ、君たちはやっぱりバカだね。こんな簡単な謎かけも解けないなんて。扉の場所なんて教えてあげられないよ。」
さくらとミルキーは絶望した。彼らは扉の場所を知りたかった。彼らは人間界を救いたかった。
「どうしよう……もう答えが思いつかないよ……」
「僕もだよ……もう無理なのかな……」
二人は悲しそうに頭を垂れた。しかし、その時、さくらの心に閃きが訪れた。
「待って……もしかして……」
さくらは目を輝かせて、鏡に向かって叫んだ。
「答えは心です! 心は目も耳も口もないけど、話すことができるものです!」
鏡はさくらの言葉に驚いた。彼はさくらの正解を認めた。
「そうだよ。君は正解だよ。心は目も耳も口もないけど、話すことができるものだよ。」
ミルキーもさくらの言葉に驚いて喜んだ。
「さくら、すごいよ! 君はやったよ! 君は正解したよ!」
さくらはミルキーの言葉に笑って答えた。
「ミルキー、ありがとうよ! 君がいてくれたから! 君が励ましてくれたから!」
二人は笑顔で抱き合った。そして、鏡に扉の場所を尋ねた。
「じゃあ、扉の場所を教えてください! お願いします!」
鏡は笑って、扉の場所を教えてあげた。
「扉の場所は……」

新月の夜がやってきた。さくらとミルキーは、神社に向かった。神社はさくらの家から歩いてすぐのところにあった。神社は古くて静かで、人気がなかった。さくらとミルキーは、鳥居の裏に隠された小さな穴を見つけた。穴はほんの数センチメートルしかなく、目立たなかった。
「これが扉なの? こんな小さい穴に入れるの?」
さくらが不安そうに言った。ミルキーは頷いて答えた。
「これが扉だよ。僕はこの穴に入れるよ。君も入れるよ。君は特別な力を持ってるんだから。」
ミルキーはさくらの手を握って、穴に近づいた。彼はさくらに笑顔で言った。
「さあ、行こうよ。僕たちは人間界を救うんだよ。」
さくらはミルキーの言葉に勇気づけられた。彼女はミルキーに笑顔で答えた。
「うん、行こう。僕たちは友達なんだから。」
二人は手を繋いで、穴に飛び込んだ。
すると、穴は突然広がって、光に包まれた。二人は光の中を飛んでいった。彼らは妖精界へと向かっていった。

妖精界は人間界とは全く違う世界だった。そこには色とりどりの花や木や果物があり、空には虹や星や月が輝いていた。そこには様々な種類の妖精が住んでおり、彼らは自由に飛んだり歌ったり踊ったりしていた。妖精界は美しくて楽しくて夢のような世界だった。
さくらとミルキーは妖精界に着いたとき、感動した。彼らは初めて見る光景に目を奪われた。彼らは妖精界を探検しようとした。しかし、その時、彼らの前に邪悪な妖精が現れた。
邪悪な妖精は黒いローブをまとっており、顔は隠れていた。彼はさくらとミルキーを見て、冷たく笑った。
「ふふふ、ようこそ妖精界へ。君たちは人間界から来たのかい? 残念だけど、君たちはここから出られないよ。君たちは僕の手下になるんだよ。」
邪悪な妖精はさくらとミルキーに魔法をかけようとした。彼は人間界から来る者を全て自分の手下にしようとしていた。彼は人間界と妖精界を支配しようと企んでいた。
さくらとミルキーは邪悪な妖精に怯えた。彼らは逃げようとしたが、邪悪な妖精の魔法に捕まってしまった。
「助けて! 誰か助けて!」
さくらが必死に叫んだが、誰も答えてくれなかった。妖精界は静かで暗かった。さくらは恐怖で震えた。
「どうしよう……」
そんな時、彼女の目の前に白い光が現れた。それは小さな結晶だった。
「これは何だ?」
さくらが驚いて結晶を見つめた。ミルキーも結晶を見つめた。
「これは……扉を閉じる結晶だよ……」
ミルキーが言った。彼は結晶の正体を知っていた。彼は結晶の使い方も知っていた。
「扉を閉じる結晶? それって何?」
さくらが尋ねた。ミルキーはさくらに説明した。
「扉を閉じる結晶は、人間界と妖精界の力が一つになったときに起動するしかけだよ。君と僕がこの結晶を持って手を繋げば、扉を閉じることができるよ。」
さくらはミルキーの言葉に希望を感じた。彼女はミルキーに笑顔で答えた。

「本当だよ。さくら、信じてくれるよね? さくら、僕の手を握ってくれるよね?」
ミルキーが言った。さくらはミルキーの手を握って、答えた。
「うん、信じるよ。ミルキー、私の手を握ってね。私たちは一緒に扉を閉じるんだよ。」
二人は手を繋いで、結晶に力を込めた。すると、結晶は輝き始めた。結晶は二人の心と力を感じて、反応した。
「ふふふ、君たちが何をしようとも無駄だよ。君たちは僕には敵わないよ。」
邪悪な妖精は二人の行動に気づいて、嘲笑した。彼は二人の魔法を阻止しようとした。彼は自分の魔法を強めた。
「やめて! 私たちに触らないで!」
さくらが必死に叫んだが、邪悪な妖精の魔法は強力だった。二人は彼の魔法に押し返されそうになった。
「さくら、頑張ろう! 僕たちはできるよ! 僕たちは友達なんだから!」
ミルキーが声を張り上げた。ミルキーはさくらに力を与え、さくらと一緒に魔法を強めた。
「うん、頑張ろう! 私たちはできるよ! 私たちは友達なんだから!」
さくらも声を張り上げた。彼女はミルキーに力を与えた。彼女はミルキーと一緒に魔法を強めた。
二人の魔法は邪悪な妖精の魔法に打ち勝った。結晶は最高に輝いて、扉に向かって飛んでいった。扉は大きな音と共に閉じられた。
「やった! 私たちやったよ! 私たちは扉を閉じたよ!」
さくらが喜んで叫んだ。ミルキーも喜んで叫んだ。
「やった! 僕たちやったよ! 僕たちは扉を閉じたよ!」
二人は笑顔で抱き合った。そして、邪悪な妖精に向かって言った。
「邪悪な妖精さん、さようなら! もう二度と人間界に来ないでね!」
邪悪な妖精は二人の言葉に怒り狂った。彼は二人に復讐しようとしたが、もう遅かった。彼は扉から追い出されて、妖精界に取り残されてしまった。
「くそっ! 君たちめ! これで終わりじゃないぞ! 必ず仕返ししてやるぞ!」
邪悪な妖精は悔しそうに叫んだが、誰も聞いていなかった。

さくらとミルキーは無事に人間界に帰ることができた。彼らは神社の境内にある穴から出てきた。穴はもう閉じられており、二度と開かないことを示していた。
「さくら、僕たちはやったね。僕たちは人間界を救ったね。」
ミルキーが言った。さくらはミルキーに笑顔で答えた。
「ミルキー、そうだね。私たちはやったね。私たちは人間界を救ったね。」
二人は笑顔で抱き合った。しかし、その時、彼らは別れの時が来たことに気づいた。
「さくら、僕はもう君と一緒にいられないんだよね。」
ミルキーが言った。さくらはミルキーの言葉に涙がこぼれそうになった。
「ミルキー、どうして? 私たちは友達なんだよね?」
さくらが言った。ミルキーはさくらの手を握って、優しく答えた。
「さくら、僕たちは友達だよ。でも、僕は妖精だよ。君は人間だよ。僕はもう君に見えなくなるよ。」
ミルキーは扉を閉じることで、自分の力を失ってしまったことを説明した。彼はもう人間に見えることや話すことができなくなってしまうのだ。
「ごめんね、さくら。僕は君と一緒にいたかったよ。でも、もうできないんだよ。」
ミルキーが言った。さくらはミルキーの言葉に悲しみを感じた。
「ミルキー、ごめん……私、君と一緒にいて欲しかったよ。でも、私、君を無理に止めないよ。」
さくらが言った。ミルキーはさくらの言葉に感謝した。
「ありがとう、さくら。君は本当に優しいよ。君は本当に強いよ。」
ミルキーが言った。さくらもミルキーに感謝した。
「ありがとう、ミルキー。君は本当に優しいよ。君は本当に強いよ。」
さくらが言った。二人は笑顔で別れを告げた。
「さようなら、さくら。君が幸せになることを祈ってるよ。」
「さようなら、ミルキー。君が幸せになることを祈ってるよ。」
二人は最後に抱き合って、離れた。
そして、ミルキーは消えてしまった。
さくらは涙を流しながら、家に帰った。
それから数日後、さくらは学校で友達を作ることができた。
彼女は自分の力や勇気や楽しさを見つけることができた。
彼女は自分の夢や希望や目標を持つことができた。
彼女は自分の幸せを感じることができた。
彼女はミルキーのことを忘れなかった。
彼女はミルキーのことをいつも心に留めていた。
彼女はミルキーに感謝していた。
彼女はミルキーに会いたいと思っていた。
彼女はミルキーと友達でいたいと願っていた。
彼女はミルキーを大好きだった。

満月の夜だった。
彼女はぬいぐるみを抱きしめて、眠りにつこうとした。
すると、ぬいぐるみから声が聞こえてきた。
「さくら、僕だよ。ミルキーだよ。」
彼女は驚いて目を開けた。
そこには、白い猫の姿をしたミルキーがいた。
彼はさくらの顔を見て、優しく笑った。
「さくら、久しぶりだね。君に会えて嬉しいよ。」
彼女は涙が溢れそうになった。
そこには、本当の友達であるミルキーがいた。
彼はさくらの手を握って、嬉しく言った。
「さくら、僕は君に会うために戻ってきたよ。僕は君と一緒にいたかったよ。」
彼女は笑顔で答えた。
「ミルキー、ありがとう……私も君に会うために待ってたよ。私も君と一緒にいたかったよ。」
二人は笑顔で抱き合った。
そして、二人は永遠に友達であり続けた。

おわり

今回の気づき

実現したいことは後から追いかけてくる。

生成型AIは自分が作りたいものをイメージ通りにきちんと作らせる、という使い方もあるけれど、「興味があるとも思わなかったことが、自分で触ってみたことで、案外面白いな!好きだな!自分にとって重要なことだな!」と気が付く、といった自分自身の新たな可能性に気が付ける、という使い方もあるんじゃないかなと思いました。

今回も小説を作るにあたって、AIにアイディアをいろいろと出してもらいましたが、その中で気に入ったもの・嫌いなものというのが明らかにあるわけです。それらを選んで作っていくことで、実は自分はこんなことがやりたかったのか!と思うことがちょいちょいあります。

ちなみに今回の最大の山場は、ブレストされたアイディアから1つをピックアップして、あらすじをつくってもらうときに発生しました。
「〇番のアイディアから小説のあらすじをつくって」と頼んだ私に対して、AIが「この小説のテーマはなんでしょうか。それがあるともっとお話が作りやすくなります」と言ってきたのです。
その瞬間、スイッチが入りました。それまでは中学生の女の子が妖精ケットシーに出会って妖精の世界に絡んだ大冒険をするファンタジーが作れたらいいな、くらいでした。
しかし、アイディアに出ていた「邪悪な妖精」の存在、いつもさくらの味方でいる「ミルキー」の存在、そして現実世界ではなぜか孤独なさくらの存在。アイディアにたまたま出てきたこれらのバラバラなピースに、私自身が私にとって意味のある関係性を見出したのです。
ひらめいたのは以下のテーマです。これをAIにぶつけました。

この小説のテーマとは。

テーマは「勇気」です。主人公はリアル世界で友達ができませんが、それは他人と絆を結ぶことが怖い、自分を開いて誰かと関係を結ぶ勇気が持てないことが原因です。主人公のさくらが出会う妖精(ミルキー・邪悪な妖精)はさくらの心理を表しています。ミルキーは前向きに友達を作りたいという気持ちの表れであり、邪悪な妖精は自分を開け広げることで他人から拒絶されるのではないかという恐れの気持ちの表れなのです。これは思春期にいる子供たちにとって非常に大きなテーマです。14,5歳の子供たちに読んでもらえるような心理描写豊かで冒険に満ちた物語を作りたいと思います。

AIとの共同作業って、編集の仕事と一緒じゃん。

これは、私が編集者として雑誌の企画を編集室メンバーとあーだこーだ言いながらブレストしているときの頭の使い方にそっくり。
話し相手がいることで、普段の自分じゃない自分からアイディアを引っ張ってこれたりして、思いがけなくいいものが作れたりする。そんな感動がAIとも作り上げられるんだ!ということにめっちゃ喜びを感じています。

参加型社会の実現という無意識のテーマ

上記は、参加型社会の実現という大きなテーマを持っている私にとって、重要なテーマでした。今の世の中、子供たちだけでなく、大人たちも肩書と他人の評価で自分を規定してしまいがちです。その結果、ありのままの自分を知るチャンスがなく、どんどん自分を開くことが怖くなってしまうことも。そんな私たちの状況を変えるには、自分が勇気を出して自身を開いていくしかないわけですが、それを強く後押ししてくれるのは、関係性のある「仲間の存在」です。
そうした思いが、無意識のうちにつながって、上記のあらすじとして結実したわけです。
AIに指示を出してからはっと気が付いたのですが、こういう無意識と意識の間のような状況がコンピューターと簡単に作り上げられるようになった、というのは、大きなことだと実感します。

今回はたまたま小説を共同制作してみましたが、別に作るものはなんだっていいんだと思います。便利に使う、ということはもちろんありますが、それ以上に自分自身の拡張にAIを活用する。そんな方法があることがもっと広がっていくと嬉しいなと思っています。


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