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補欠の息子に親がしてあげられること vol.6

保護者はどこまで付き添うべきか…

少年野球やサッカークラブでは、親のお手伝いや付き添い、送迎が大変だ!と言う話はよく聞いてましたが、やはりミニバスも同じ。(もちろんチームによると思いますが)

始めた当初は基本的にバスケのことは夫に任せるつもりでしたが、練習時のサポート(体育館の鍵の管理や見守りなど)、運営の連絡などは母親中心のグループLINEで行われている印象もあり、私も少しずつ関わるようになっていきました。

そして感じたのは、どの親御さんも本当に熱心だということ。

週末は溜まりまくった家の用事を済ませたい、あわよくば自分時間をのんびり過ごしたいと思っていた私には、練習や試合に毎回付き添うのは、正直少し重たいと感じました。

しかも、遠征で1日中付き添いをしたとしても、息子はほとんど試合に出る機会がない…。これがさらに重くのしかかります。

ある時、接戦で負けてしまった試合の後のこと。
熱戦と悔しさでより一層熱くなったママたちが、
「試合の録画をみんなで見直して、反省会しよう!!」と話が盛り上がっていました。
雰囲気に合わせて、うんうん、そうだね、と話を聞いてましたが…そう、うちの息子はその試合には出場できていないのです。当然録画のビデオには登場しません。
もちろん悪気のない言葉であることは理解しているものの、私はその言葉を素直に受け止めることができませんでした。
その場に息子が参加しても何も言えない姿を想像してしまい、なんだか切なくそっとその場を離れました。

そんなことがあってから、しばらくは週末が憂鬱で憂鬱で仕方なかったです。

さすがに精神的にしんどくなってきて、バスケとは関係ないママ友に相談したりすると「えっ、私は一切行かないよ」「行ったとしても遠くからそっと見てるだけー。終わったらすぐ帰るし」と、あっさりした回答が。
要するに、無理せずそういうキャラを貫き倒せばいいというアドバイスです。
確かに!別に毎回の付き添いを強制されているわけではないのでした。行ける時は行くわー、くらいの気持ちでも十分なのかもしれません。

割り当てられた役割はきちんとこなす、付き添いに参加した時はママさんとも少し会話をし、集合と解散時の挨拶は笑顔で元気よく!
最低限これをできればよしと割り切って、関わっていくことにしました。

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