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LiFE.001「好きなことをして、生きる」のうらばなし。

はじめての、PATH OF LiFEのインタビュー。

熊谷から、都内近郊へ余裕をもって車を走らせる、目的地は以前住んだこともある土地勘のある場所だ。

新卒で働いて貯めたお金で、初めて新車で買った、ダイハツESEEリーフグリーン、正直言えば、フィアットに乗りたかったがそんなお金もなく、色々と検討して、その当時、廉価版?のようなシートなど内装が真っ黒なグレードがあって、社内も鉄板剥き出しで安っぽいチープな感じがよくて購入。

大事に乗って、10年になるだろうか、そろそろ走行距離も10万kmだ、ipodを無線で飛ばして、ラジオでひろって好きな音楽をかけてテンションを上げる。

1時間前には到着し、ぐるりと辺りを走る、緊張してきた…。

ツイッターや、ラインを介してやりとりはしているが、初めて会う、待ち合わせの時間が近づくたびに、緊張度は増していく。

「こんにちはー、柿沼さんですか?」

「はい、柿沼です。」

そこからは、いい笑顔で撮影できるように、たどたどしく会話をしながら撮影場所に向かい、イメージ練習した流れで屋外でインタビューを開始。

基本、会社のCSR活動(ボランティア)でやっているので、カメラマンを雇える訳もなく、撮影もインタビューも1人だ、先にインタビューをして、その後に写真を撮影する。

インタビューよりも、うまく写真が撮れるか心配だった、カメラのハードの事もピンときてないし、今まで一眼レフ、自宅にずっとしまってあって撮影してないし。

そう、僕のダメな所は、しっかりと計画して準備してからできないことだ。

やりたい!と思うと、やってしまう、結果失敗も多い。

けど、その時、できる範囲で頑張るしかないので、頑張る、とても効率が悪いし、最悪な場合、せっかくインタビューに応じてくれた人が満足いくものにならないかもしれない、それ以前に自分で納得できないかもしれない。

いや、それだけは嫌だ、最小単位の相手も自分も納得できない仕上がりになるのは許せないという気持ちで、必死にシャッターを押す。

あっというまに時間はすぎていった。

いい話聞けた―。最初のインタビューを彼女にしてよかったと、帰りの車のなかで思った、疲労感よりも、高揚感が高く、こんなどこの馬の骨かもわからない僕に、時間を作ってくれて熱心に話をしてくれたやさしさに感謝した。

お昼に撮影を開始して、もう夕方、ESSEが夕日にてらされてなんとなく誇らしげだ、鼻歌まじりに熊谷を陽気にめざす、ある日の休日。

to be continued...

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KUMAGAYALiFEは埼玉県熊谷市の小さなメディアです。
「LiFE=人生」の大部分を占める「仕事」を軸にしつつ、多様性を尊重し、様々な個性を持ったキラリと輝く人たちの情報をお届けします。

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こんな地方のクズを支援してくださる…パパ…いやいや…あしながおじさん…いらっしゃるのかしら。