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エゾシカハンティングツアーを終えて



エゾシカハンティングツアーに
参加しました

参加までの経緯から
連載しています


鹿は増えに増えている

温暖化が進み
冬季に餓死する個体も
減っているそうです


結果
森林はもちろん
農作物にまで
悪影響が出ている現状


若きハンターガイドさん
その存在は
超若手になるそうです
猟師の高齢化と
猟師の減少


それは
猟師だけでは
生計が成り立たない
という理由も
あるそうです


日本では
猟師は
他の仕事をしながら
休みの日などに
狩猟をしているのです


一方
イギリスでは
猟師は
国の森林管理・保護と
狩猟は一緒になっていて
猟師は公務員のような職と
なっているそうです

例えば
鹿に農地を荒らされたら
国の管理に問題があったとして
賠償しなければならないそう


国の森林管理と
狩猟はセットで
行っていくのが
理想と
ハンターガイドさんは
話していました

ちなみに
彼は大学で鹿の研究をしていて
イギリスにも行っています


さらに
自然の中で
鹿を捕らえていた
オオカミが
絶滅したのも
人間のせい

オオカミは
毒により駆除されたそうです

鹿が増えに増えているのも
人間のせいです

だからこそ
人間が
コントロールする
必要があると…

人間の管理なしに
自然はないということ

私としては
これはとても意外にも思いましたが
このツアーに参加して
森の中の様子などを
見ながら
ハンターガイドさんのお話を
聞いたら
納得です


それが
自然の中の
人間の役割


解体後の
バーベキューは
格別でしたし
お肉のお持ち帰りも
嬉しいことです


命への責任を全うする
ということも
狩猟→解体→実食という流れを
その場で体験できたからこそ
感じられたことだと
思っています


そこで思ったのは
さらに
煮込み料理なども含めて
バーベキューでは
味わえなかった部位まで
味見できるような…

例えば
鹿のフルコースまで
頂けるようなものを
ツアーに組み込んだら…
と思い
お話ししてみると

そういう場合には
保健所で許可を得た施設で
処理をしなければならない

その施設を
建設しなければならないと…


なかなか
加工や販売への
ハードルは
高めなようです


映画『僕は猟師になった』
感銘を受けた私のように
狩猟に興味を持つ人は
特に
都会に暮らす人の中には
大勢いるのではないか…

単純に
思うわけです


私が
このツアーに参加して
鹿が
特別な存在になり

ひいては
動物や植物でも
食べ物全てが
特別な存在になって


「有り難く頂く」

有り難いの原義は
あることが難しい
→滅多にないこと
→感謝すること
と転じられて来ていて

それこそ
このことが
腑に落ちた感じに
なりました

ふ【腑】
①はらわた。臓腑。「胃の━」
②転じて、心。心の底。心根。
ぞうふ【臓腑】
五臓六腑。内臓。はらわた。


私も含めて
映画を観て
本を読んで
何か
頭でっかちに
なったり
わかった気に
なってはいないだろうか?


試着と同じで
実際に
試してみないと
わからないことが
たくさんあります


百聞は一見にしかず
とは
言うけれど
まさに
体験

これこそが
物事への理解には
近道であるように
思います


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