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図書館とサイエンスコミュニケーション 2008年

<今回の参考文献>
長神風二. サイエンスコミュニケーションと 図書館. 情報管理, 2008, 51.5: 321-333.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/51/5/51_5_321/_article/-char/ja

2008年の文献。

・サイエンスコミュニケーションの定義
「科学技術と社会,特にいわゆる一般社会とのコミュニケーションの総称として使われている」
2003年文部科学省科学技術政策研究所
「「研究者,メディア,一般市民,科学技術理解増進活動担当者,行政当局 間等の情報交換と意思の円滑な疎通を図り,共に 科学リテラシーを高めていくための活動全般」」

・図書館は、文献や文芸について発信する機能をもつにもかかわらず。サイエンスコミュニケーションにあまり登場してこなかった

・日本でのサイエンスコミュニケーション導入の流れについてわかりやすく記載されている…

・図書館でサイエンスカフェを行った事例について紹介

長神先生の文章、簡明…めちゃくちゃわかりやすい…
内容は図書館におけるサイエンスコミュニケーションの事例を紹介しながら、もっと活用できればと提案するというもの。桐生市立図書館さんで科学本コーナーを作って下さったことがあるが、こちらもその一種なのではないかと思う。

科学読物の統計に関しては情報なく、もう少し違うものを調べたほうがよさそう。「かわいい」とサイエンスコミュニケーションを一緒に扱っている文献も読んでみたい。

<次の参考文献>
吉武裕美子, et al. 「かわいい」 を取り入れた科学実験・工作のコミュニケーション効果. 科学技術コミュニケーション, 2016, 19: 31-42.
https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/62311/1/JJSC19_003%20.pdf

これも読みたいメモ:
原口. 生活科における子どもの 「気付き」 を促す科学絵本の活用. 東京学芸大学紀要 総合教育科学系, 2022, 73: 607-617.
https://u-gakugei.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=49554&item_no=1&page_id=13&block_id=21


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