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【大槌町地域おこし協力隊活動報告】2024年3月活動記録

こんにちは!ようやく長い冬も終わり暖かな春がやってきましたね。
2023年度最後の活動報告を行わせていただきます。
早速どうぞ!

解体!

先月活動報告を書いていた際には未来予知が使えていたので、予告編としてお伝えしていましたが、3月の受け入れ頭数は136頭でした。今年度最後の月で過去最高記録となりました。
仮にこれが一年通して同じ数だと1600頭以上の搬入となり、MOMIJI工場の最大受け入れ頭数の1000頭/年を余裕で超えてきます。今月が如何に搬入フィーバーだったかお分かりでしょうか??
この搬入頭数を工場を止めることなく処理できたことは、とても自信につながります。
去年の4月に、とある他社のジビエ工場が午前中に1次処理5頭、2次処理5頭をこなしている、という話を聞いて「俺たちには到底むりだ〜😫」となった記憶があります。しかし、気がつけば私たちもそれが当たり前にできるようになっていました。とてもハードで、呼吸をする間もないほど忙しい3月でしたが、終わってしまえば、この一年の成長を実感できる月となり、今年度の有終の美を飾れたかと思います。とはいえ、ここで満足してしまうとあとは衰退あるのみ、これからも解体士として飽くなき向上心を持ち、高みを目指して日々精進していきたいですね。

解体kナイフ

さて、通常であればここで解体パートも終わりですが、如何せん、3月は解体以外は記憶にございません。
というわけで唐突ではありますが、解体には欠かせない普段私たちが使っているkナイフも今年度の振り返りとしてご紹介いたします。

なんかさびえて見えますが決してさびてないです、

おそらくMOMIJI解体メンバーでは、私のみが二刀流でkナイフを都度変えながら解体しています。
左は大バラシ及び脱骨をする際に使用している「骨スキ」。これは刃が厚いため硬い物を切っても刃こぼれがしにくい性質を持っています。
右は脱骨以降の部位の切り分けやトリミングの際に使用している「牛刀」。
この牛刀は刃がとても薄く、刃こぼれしやすい代わりに、切れ味が骨スキよりもいいkナイフです。
去年の秋ぐち頃までは、骨スキのみで解体を行なっていました。しかしながら、トリミングの際の歩留まりの悪さが気になり、牛刀を試してみたところ、骨スキナイフだけでやっていた時よりも、早く、綺麗に解体ができるようになりました。切れ味だけを考えれば、牛刀一本の方が持ち替える手間もなく楽なように思いますが、すぐ刃こぼれしているのを身近で見ていたので、2本のナイフを使い分けるようにしています。

愛用の鋼の骨スキ(左)と新しいステンレス製の骨スキ(右)
錆びない素材で新しいナイフの方がいいかと思いきや、今使っているナイフに愛着があります。

ちなみに今使っている(左)骨スキは2本目です。一本目は小さく、薄くなってしまったため、2本目に乗り換えました。それでもすでに新しいナイフ(右)に比べて、一回りほど小さくなってしまっています。少しでも消耗を抑えるために、錆びないよう解体中もこまめに水分を切って、綺麗にメンテナンスをしています。

インターン生受け入れ開始

インターン生のMくんです

3月からインターン生がMOMIJIに着任しました。
僕と同い年のMくんです。
Mくんは解体メンバーの一員として3ヶ月配属されています。
早速解体が忙しかったのでバリバリと解体業務をこなしてもらいました。
3月は僕と同じシフトに入って業務内容の説明や、解体のやり方についてレクチャーしました。
1年前自分が難しかったと感じるポイントなども織り交ぜながら説明しました。

国産ジビエ認証取得

定期的にこの活動報告でも触れていた国産ジビエ認証ですが、MOMIJIが東北第一号を取得できました!
主に書類申請類は工藤隊員が行なっていたため、私自信は深く関わっていませんが、解体の現地審査の実演を私が行なったため、やり切った感を出しながら報告します。

最後に

今年度も無事終わり、私もの残すところ約一年となってしまいました。
R6年度も昨年度よりも進化した自分をお見せできるよう頑張っていきたいです!


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