キリマンジャロコーヒー
はじめに
みなさん、こんにちは!!
4週連続で動物の糞を用いて作成するコーヒーについて紹介しました。
「動物の糞から採取するコーヒーの種類ってそんなにあんの?」
と驚いた方も多いかもしれません。
さて、今回から3回の記事を通じて、「世界3大コーヒー」について紹介したいと思います!
コーヒーの3大原種については以前に紹介しました。
↓↓↓
豆の種類に関する世界3大原種に対して、今回の世界3大コーヒーは産地に関するものとなっています。
「キリマンジャロ(タンザニア)、ブルーマウンテン(ジャマイカ)、コナ(ハワイ島)」
この3つが世界3大コーヒーと言われていますが、今回はキリマンジャロコーヒーについて紹介したいと思います!
産地
そもそもキリマンジャロとは、東アフリカに位置するタンザニアとケニアの国境付近にある、標高5895mと非常に大きな山です。
キリマンジャロの中腹(標高1500〜2500m)にて栽培されるアラビカ 種のコーヒーがキリマンジャロコーヒーと呼ばれています。
歴史
キリマンジャロでのコーヒーの栽培は、1890年代にカトリックの布教活動を行なっていた宣教師がアラビカ種を持ち込んだのがはじまりと言われています。
その後、当時東アフリカを植民地としていたドイツによってコーヒーの栽培が行われるようになりました。
東アフリカは雨が多いため、なかなか栽培がうまくいきませんでした。 ドイツ政府は、様々な環境でコーヒー栽培を行っていましたが、チャガ族というバントゥー系民族に高地での栽培を行わせた結果うまくいったので、高地での栽培が拡大していきました。
1900年代には、ヨーロッパからの移住者によって多くのコーヒー農園が作られ、キリマンジャロコーヒーは次第に有名になっていきました。
栽培環境と味
キリマンジャロの中腹は年間降雨量が1200mmであり、昼夜の寒暖差が大きく、火山灰によって肥沃な農地が形成されているため、良質なコーヒーの栽培に適していると言われています。
光合成は気温が高いと盛んに行われ、糖類(栄養)を多く貯めることができます。呼吸は、気温が低いと抑えられるため、糖類(栄養)の消費を抑えることができます。
したがって、昼夜の寒暖差が大きいと良質なコーヒーを栽培することができます。
とはいえ、、、
こちらの記事にて紹介しましたが、気温が低い状態が続いてしまうと枯れてしまうので、良質なコーヒーを栽培するためには限られた地域となってしまうことがわかります。
このような厳しい条件の中栽培された結果、酸味が強く、上品な味わいが生み出されるのです。
最後に
誰しも1度は
「キリマンジャロはうまいんじゃろ?」
と韻を踏みたくなったことがあるであろうキリマンジャロコーヒーはこのような背景があって世界3大コーヒーの1つとなっています。
(ごめんなさい、内容が堅くなってしまったのでボケました、笑ってください、お願いします…)
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参考文献
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