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「気の持ちよう」〜気を持てる人、気を持てない人〜

お久しぶりです。日菜子です。

わたしは都内の教育系の大学に通う4年生。
なので、周囲の人は教員採用試験を受けた人が多いです。
そして、今日は東京都の結果発表の日。
だいたいの都道府県の合否が出て、わたしの周りの友達は晴れて春から先生です。

対してわたしは大学4年の秋にして、未だに進路が決まらず、大学院を目指していることになっていますが、その実合格の可能性は見込めない状況にあります。

初夏くらいまではそんな私の生き方を許容してくれる人や「日菜子なら受かるよ!」と励ましてくれる人が大勢いたのですが、最近になって、「気の持ちようじゃない?」「そうは言ってもやるしかなくない?」とか言われることも出てきた。そういう人に悪気はないし、そういう人たちはちょっとやだな、という気持ちを噛み締めて、つらいことも頑張って、就職活動を越えてきた人たちだからなんの文句もないけれど、「気の持ちよう」だけは人それぞれだろう、と思うのだ。

私は昔から努力のできない人だった。
「コツコツ」が何よりも苦手で、こういうブログみたいなアカウントも一体いくつあるのだろう、と思う。
テストもいつも一夜漬け。
受験もラスト1ヶ月が勝負。
逆上がりも二重跳びもできないままに大人になった。

そんな自分をダメだな、と思わなくはない。
けれど、心の奥底で仕方ないと開き直っている自分がいるし、そんな自分を許している。

なんで、そう思うのかは正直よくわからない。
けれど、私はこっち側の人間が好きだ。
中途半端で、頑張れなくて、気分屋で、不器用で、有言不実行な人たちの人間らしさを愛おしく思う。
もちろんあっち側の人への尊敬の念もある。

気を持てる人と持てない人。
それぞれがもう少し生きやすい世の中になればよいなぁ、と思う。
そのためには気を持てない人たちの強みをもっと明らかにして、伝えていくことなのかな。


日菜子

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