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現役の美容看護師にキャリアのこと聞いてみた。【YuNi@美容看護師/脱毛看護師】

こんにちは!ぴーなっつです。

現役の美容看護師の方へ、キャリアや働き方に関するインタビューを定期的に実施しています。

これまでは、ぼく自身がキャリアアドバイザーとしての見識を深めるためだけに人知れずやっていたんですが、求職者さんにとっても非常に参考になる話ばかりなので、今後はnoteでも共有していくことにしました。

第1回目は、Twitterでも医療脱毛に関する情報発信に取り組まれている美容看護師のYuNiさんです。

インタビュー形式でお聞きしたYuNiさんの現在に至るまでのキャリア形成について、前後編に分けてご紹介していきます。

前半では、看護師になったきっかけのエピソードや、美容看護師へのキャリアチェンジした動機についてなどの話。

次回後半では、美容看護師としてのキャリアの途中にいわゆる「潜在看護師、且つニート」という期間を乗り越えて、新規の美容クリニックからオファーを受け開業に携わるまでに至った経緯などの話です。

美容看護師としてのYuNiさんの経歴の中で起きた「価値観のアップデート」が、これから美容看護師を目指す求職者さんの道標になりそうな気がします。

それではどうぞ。

職歴の概要

YuNiさんのおおまかな職務経歴はこんな感じ。

・大学病院(血液科、耳鼻咽喉科):3年
・大手美容皮膚科:2年半
・単院美容皮膚科:2ヶ月
・潜在看護師(ニート)期間:6ヶ月※一部バイト期間を含む
・中堅脱毛クリニック:6ヶ月
・新規脱毛クリニック:1年
クレストスキンクリニック:現在

上記をもとにターニングポイントとなりそうな部分に関して、求職者さんからもいただくことの多い質問をさせていただきました。

以下、ご回答いただいた内容を極力そのまま引用する形でご紹介していきます。

美容に興味を持ったキッカケは?

🥜  まずは、「そもそもなぜ看護師になったのか」そして「なぜ美容分野に行こうと思ったのか」を聞いてみました。

大学病院で働いてたんですけど、ずっと大学病院で働くつもりは元々なかったんです。

「大学病院には居たくない」って、なんなら入職する前から思ってました。でも、そのときは「やりたいこと」とかも特になく。

というのも、元々は薬学部を受ける予定だったんですけど、その時期に色々家庭環境のことで、鬱っぽくなってしまって。

受験の時期に学校に行くのすら辛くなってしまって、成績も下がっちゃたんです。

そんな経緯があったので当然大学も落ちて、1年間ニート生活したんです。

そのときに親から「なんでも好きなことすればいいけど、とりあえず(何かしらの)資格を取れ」って言われたことをきっかけに看護学校に入りました。

なので、大学病院に入職してからも「嫌いではないけど、やりたいかというとそうではない」という状態がずっと続いてました。

で、1年働いたぐらいの頃に、たまたまwebサイトで美容クリニックで働くっていうパターンがあるの知って、「こっちの分野の方が面白そう」って思ったんですよ。

「ちょっとやってみたいな」っていう。

なんで、3年間続けられたの?

🥜  「病棟3年間」と決めていても、実際には続けられない人も多いと思いますが、なぜ続けられたんだと思いますか?

すごい苦でしたけど、今後の人生なんかあったときに、やっぱり医療系で働かないといけないってなったときに「スキルがない」とキツいので、そのスキルを身につける時間は惜しくないかな、みたいな。

結構ギリギリでしたけどね。1ヶ月に1回は吐くぐらいのコンディションになってたので。

職場環境(人間関係)がよくなくて、その当時は、ほとんど全員(同期と一部の先輩以外)のことが嫌いでした。それがすごいストレスでしたね。

病棟経験で得られたものは?

🥜  大変な思いをしながらも「なんとか頑張った」という印象を受けましたが、結果的に3年間続けてよかったと思いますか?

よかったと思います。病棟経験を通して「仕事の効率化」を身につけられたからです。

優先順位の付け方、手際とか。

そういうところは、本当にすっごい忙しい環境だったので、学べたことは大きかったと思います。

キャリアチェンジ後のギャップは?

🥜  病棟経験後、大手美容皮膚科に転職してそこで初めて美容の分野に関わることなったと思いますが、転職前のイメージとのギャップなどはありましたか?

嫌だと思うことはありませんでした。

ただ「やってみよう」という感じで、「美容ってこんな感じかな?」っていうイメージは何にもない状態だったので、入ってからも「こういうもんなんだな」って、全てを受け入れられました。

なので、「なんか思ってたのと違う」とか「病棟はこうだったのに」とかって感覚はひとつもなくて。

実際に今でも思ってるんですけど、病棟にいたときが一番環境悪いと思っているんで、「そこより悪いところはどこにもないだろう」っていう感覚でしたね。

🥜  逆によかったと感じたことはありますか?

残業が少ないこと、夜勤がないこと、そして「個人プレー」なのが結構よかったです。

(業務内容が)病院よりも個人プレーって感じで、「(施術を行う)部屋に入ったらひとりの時間」というか。

患者さんと1対1の時間じゃないですか。誰にも邪魔されないし、自分のペースできるところがすごいよかったです。

クリニックの売上のことだったりとか患者さんの対応を揃えたりとかするときはやっぱり話し合わないといけないので、その辺はチーム活動みたいなのでもいいですけど、あくまで自分の仕事の本筋のところを一人でできるってのは、自分に合ってると感じます。

職場選びの基準は?

🥜  美容看護師としてのキャリアをスタートさせてからも、現在に至るまでに数かの転職をされているので、「どんなときに転職しようと思うのか?」や「職場選びの基準」について聞いてみました。

最初の大手美容皮膚科のときは札幌にいたんですけど、「もっといろんな機械を使ってみたい」って思ったときに、札幌って美容クリニックがあんまりないから、選択肢がなくて。

その大手美容皮膚科には東京に分院があったので、東京に出る足がかりとして東京に移動させてもらって、ある程度やり方を覚えた段階で次の職場(単院美容皮膚科)に転職しました。

その頃は、とにかく自分ができない施術をできるようにしたくて、そういう経験ができるクリニックで働きたいって考えてました。

後半は、ニート期間〜開業に携わるまでの話。

といったところで、前半はここまで。

後半では、ニートの時期を経て美容リニックの開業に携わるまでの経緯のお話しです。

後半はこちら。

クレストスキンクリニックがグランドオープン。

YuNiさんが現在働いている「クレストスキンクリニック」さんは今月(2022年4月1日)にオープンしたばかりで、現在オープニング記念のキャンペーンをやってるみたいです。

来院時に問診票の紹介者欄へ『YuNiのツイッター』と記載すると割引適応となり、オープン割引と併用すれば合計3万円OFFで施術が受けられるそうです。オープン直後は予約も取りやすく狙い目なので、船橋へ通える方はこの機会によかったらどうぞ。

●YuNiさんのTwitter
●クレストスキンクリニックの公式サイト

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