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【仕事】若い頃の苦労は買ってでもすべきか
(全1,111文字)
皆様おはようございます。
毎週水曜日の朝、仕事に関連する記事を投稿しております。
今日は『若い頃の苦労は買ってでもすべきか』について書きたいと思います。
↓↓↓過去の仕事記事はこちらのマガジンにまとめて収録しております。
同じ車種なのに…
実話です。
全く同じ車種、製造年月日もほぼ同じ時期の大型トラックなのですが、片方は青空駐車場で、毎日色んなことに使われてて、文字通り酷使されてました。
もう一台の方は、特殊な器材の運搬用のもので、車庫に入った状態でピッカピカ。車庫の中で保管されてる時間が長いから、走行距離も片方のに比べるとそんなに延びてません。
結論ですが、毎日使われてるクルマの方が見た目こそボロボロですが、エンジンの吹けは断然良く、加速も快調、険しい坂道でもガンガン登ってくれます。
格納庫内のクルマの方は機械としての状態は良好なのですが…加速も鈍く、坂道もゲホゲホしながらやっと登ってくれるような感じでした。載せてる器材が重たいから仕方ない部分もありますが、明らかにクルマが本来持っているはずの能力そのものが弱い感じがします。(実際に乗ってみて)
何が言いたいか。
機械と人間をまんま比べることは出来ませんが、納入以来、毎日バリバリ使われてきたトラックはとても元気がよく、ずっと格納庫で鎮座してきたピカピカのトラックの方は見た目は綺麗ですが、実際に走らせるとエンジンが回らない。
人間も同じで、たくさんの場数を踏んで、失敗やミスをたくさん経験することで成長してゆくもの。
最初から失敗やミスを恐れて手をこまねいていては、成長のチャンスを逃がすのと同じことなのかも知れません。
「最近の若い者は…」と言う云い方を私はしたくない人です。(山本五十六司令の名言にもありますが…)
ただし、「打たれ弱い」、「耐久力や持続力がない」といった、若い世代の人たちに対する周囲の評価や印象を聞いていると、可哀そうな気もします。
失敗したら怒られる。
ミスをすると叱られる。
怒られたり叱られるのがウザい。
上手く行かないと褒めてもらえない。
上手くできてないのに褒められるのも嫌。
だから、つまるところ最初から無理に頑張らない方がいい。
今はそんな時代なのかも知れません。
今と言う時代は、新人の育成にはちょっとした工夫が必要で、昭和の時代のように気合いと根性で何とかしろ!的な方法は通用しません。
ただやれではなく、丁寧に説明し、遣り方を見せ、本人が納得して力を出そうと思うまで寄り添い、手取り足取り教えてあげないといけない。
時代にあった方法って、口で言うほど簡単でもありませんが、大切なことだと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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