【日記/ゲーム】D&D(ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ)/テーブルトークRPGの世界
(全3,333文字)
皆さんこんにちは。
毎週末は、ノンジャンルな日記の投稿日にしているかけうどんです。
今日の記事は、昔々かけうどんが中学生くらいの時に同級生の友達とハマっていた、テーブルトークRPG『D&D(ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ)』について書いてみたいと思います。
ちょっと前にハリウッドで実写版の映画にもなってたような気も…。(すみません、見てないです)
最近話題のアニメ、葬送のフリーレンや、ダンジョン飯などの『ファンタジー系』なお話を紐解いて辿って行くと、全てここにたどりつくんですよね。(厳密には指輪物語?)
D&D/ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ
1.概要/どんなゲームなの?
『テーブルトーク』とあるように、このゲームは複数のプレイヤーが集まって、テーブルを囲んでワイワイ話しながら進めていくゲームです。
まず、ゲームマスター役の人が、ゲームのシナリオを考えます。TVゲームのRPGで言うところのクエストみたいなやつですね。そして、ダンジョン(迷宮)を作ります。
ダンジョンの中には色んな仕掛け・トラップや、モンスターが出てきます。
ゲームマスターはTVゲームのソフトで言うところのプログラムみたいなものでしょうか。ゲームマスターは全知全能の神様なので、誰もマスターには逆らうことは出来ません(笑)
そしてプレイヤー。冒険者として、いろいろな職業を選択します。わかりやすくは、戦士、魔法使い、僧侶、盗賊でしょうか。
種族もあって、人間、エルフ、ハーフエルフ、ドワーフ、ホビットといった種族を選択できます。
種族によって初期ステータスが違ったり、また、職業によってステータスの上昇率が違ったりします。
戦士は体力や攻撃力が上がりやすい、魔法使いや僧侶は体力はさほど上がって行かないけれど、魔力が上がりやすく、新しい魔法が使えるようになる。など。
・・・ここまで書くと、ほぼフリーレンとかダンジョン飯そのもののように聞こえるかも知れませんが、こっちのゲームの方が先です(笑)
うろ覚えなところもあるのですが、最終的に魔法使いは自分の『塔』をもつとか、戦士は軍団をつくるとか・・・まあ、そんな感じの人生の目標があって、かなり長い時間遊んでた記憶があります。
進むにつれ、敵もどんどん強くなって行きましたが、築き上げた財産は恐らく一つの国レベルだったかもです(笑笑)
2.ルールやシステムなど
ストーリーは基本的に口頭・会話で進行していきます。
そしてダンジョン内でのモンスターなどとの戦闘は、マスターとプレイヤー間でサイコロを振り合います。
キャラのステータスや装備の補正などもあって、それらの数字のかけあいでダメージが出て、HPがなくなった側が4にます。
TVゲームのように一度4んでしまうと復活はしないので、ゲームマスターになる人はバランス感覚がとても重要です。攻略が簡単すぎてもいけないし、敵が強すぎたりして難しすぎてもダメなんですよね。
また、物語の展開や深みなど、ちょっとした本を書けるくらいの人じゃないとゲームがつまらなくなります。
私の同級生の中でも進学校に余裕で合格できるくらいの秀才の子がいつもゲームマスターをやってくれていました。(そもそもはその子のお兄さんがD&Dをはじめたのが事の発端だったのですが)
プレイヤーはキャラシートの紙に鉛筆で手書きでもらったアイテムやお金を書きこんでいくので、正直、ズルしても誰にも分かりません(笑)
まあ、面白くなくなるので、そんなことする人はいませんけどね。
3.プレイヤーの数だけ物語がある
ゲームマスターはある程度プレイヤーがとる行動を予測しながら、シナリオの分岐点をいくつか設けておきますが、それでもプレイヤーは時に予測不可能な行動をとることもあります。(だから面白い)
せっかくクエスト目標だった探していた人物を見つけたのに、それを敵と間違って倒したり…(本当にあった出来事でした。仲間の一人が指名手配されて、隣の国まで逃げるという臨時シナリオが長編になったり)
中にはゲーム内で親が用意した相手と結婚して家業を継ぐために引退するという名目で、ゲームに来なくなった友達もいました。(運動系の部活がとても忙しくて参加できなくなっただけ。その子のキャラはNPCとしてその後も出てきました)
このD&Dと言うゲームですが、戦闘の仕組みなどはサイコロを振り合って攻撃・防御の点数を差し引くだけの、いたってシンプルなものでしたが、とにかくストーリーが展開してゆく先が無限に広がっているので、やってて飽きませんでした。
キャラが強くなると目に見えて強い敵にも勝てるようになるし、高レベルモンスターと遭遇した時のドキドキ・ワクワク感だったり、難しいクエストの達成や、トラップの解除、珍しい武器や金銀財宝を手に入れるなどなど、ふだんのリアルな生活とは程遠い『想像の世界の住人』になれる。とても面白いゲームでした。
今は家庭用ゲーム機の性能が飛躍的に向上したことで、オープンワールドで多数のプレイヤーが参加するインターネットゲームはたくさんあります。
電気信号やプログラムでプレイヤーたちを楽しませている今のゲームと、昔の人間がプレイヤーとゲームマスターを分担して遊ぶこのゲーム、実は「ほぼやってることは同じ」なんじゃないかなと思います。
目に見えるグラフィックスの綺麗さなどは今の最新ゲーム機には叶わないかも知れませんが、言葉でやり取りする中で、自分達の頭の中で情景を想像することが、脳の発達には良い影響があった…のかな?(笑)
今でも本を読んで情景を思い浮かべる過程を私が楽しんでいるのは、T-RPGに通じるものがあるのかも知れません。
普段、同じクラスだったり、同じ部活だったり、そもそも仲が良くて集まっている友達同士でやるゲームなので、楽しくないはずがないです(笑)
一時期、T-RPGの専門誌でプレイ企画の景況を書籍化したものなども流行ったような記憶があります。
4.他のT-RPG
全てにおいて、私の中ではスタートは『D&D』でしたが、その後、色々なテーブルトークRPGがリリースされました。
記憶の中では、朝日ソノラマ文庫原作の『聖刻1092』とか、ちょっと世界観が変わりますが、近未来サイバーパンクのジャンルのやつとか、機動戦士ガンダムのも、もちろんありました。
(余り覚えてないと言うことは、ガンダムものはあまりやってなかったのかな…確かセンチネルを扱ったやつだったと思います。)
まあ、色々なT-RPGのシステムで遊んでみて、一周まわって最終的にまたD&Dが遊びたくなるという(笑)
何だかんだで、シンプルイズベストと言うことでしょうか。
釣りで言うところの、フナに始まりフナに終わる。みたいなものかも知れません。
新しいゲームはシステムがどんどん複雑になっていって、遊び始めたころは新しい要素に触れることで脳も喜ぶのですが、その分、疲れちゃうのでしょうね。きっと。
いろんな意味で、D&Dは本当に楽しいゲームでした。
5.最後に…
いつの間にかT-RPGが下火になったのか分かりませんが、今は電源スイッチをオンにすれば、世界中のプレイヤーと瞬時に繋がって、同じシステム・ルールの中でゲームを遊べる時代になりました。とても便利で楽しい時代になったものです。
そもそも、プレイヤーがそろわないとゲームにならないなんてことも、D&Dをやってた頃はよくありました。
また、肝心なゲームマスター役がいないと、そもそもこのゲーム遊べません。(マスターは誰でもやれるものでもありませんし)
今思うと、本を読んだり書いたりするのが好きになったのは、過去にD&Dや他のT-RPGを散々遊び倒したことも少なからず影響しているのかも知れません。
今日の記事は、昔懐かしい『テーブルトークRPG』について書かせて頂きましたが、このネタで何かファンタジーな物語を書いてみても面白いかな?と少し思った次第です(笑)
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
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