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ども、キャリアを楽しく・真面目に人生を駆け抜ける「カケル」です。今回は、プロについてもう少し深堀していきます。プロになるための道筋とはどんなものでしょうか?

守破離

プロになる道筋では、守破離という考えがあります。

「守」

守とは、今あるものを続くように守ることで、先人が築き上げ、形にまとめたものを会得することです。稽古という言葉がありますが、稽は「考える」という意味で、いにしえのことを調べて今なすべきことを正しく知る、ということです。まさに「守」の段階の行動を示しています。

師匠に、仕事の型を習得する段階といっていいでしょう。型とは、先人たちが築き上げた知の体系で、その道のプロになるならば必ず身につけておかなければならない基礎技術です。型を無視したまま仕事をすると「型なし」と呼ばれ、誰からも評価されません。

「破」

破とは、現実に対応するために、これまでのあり方を壊し、新しい方法を開発することです。ここからが、プロとして独り立ちすることになります。技を知り尽くして自分のものにしている状態から、自分のやり方にアレンジするということです。

「型破り」という言葉は、ここからついています。〇〇式や〇〇流などの自分の名前を冠した方法を作り上げれば、プロとして名前が広がります。

「離」

離とは、煩悩を除去し、欲望から離脱して、高みにいたることです。型に縛られず、型を意識せず、その職業の代表者として信念に基づいて活動する段階です。

心技体すべてがそろっているプロで、名人と言われます。

「守破離」

守破離の段階が分かりやすのが、将棋の世界です。将棋は、まず過去の手筋を覚える「守」の段階、四段になりプロに昇進して「破」の段階でどんな将棋を指すのか個性が出てきます。最後は「離」の段階、名人に定跡なしといわれるように新しい将棋の文化を切り開く役割になります。

よく1万時間の法則といい、才能だけでプロになる人はいません、基本徹底した訓練の積み重ねで何事もプロになっていきます。1日3時間の練習を10年で1万時間。これだけの時間の訓練を積めば、基本的には誰でもプロになれるというものです。

まだまだ、プロになれていないという人は、1万時間それに費やしたのか考えてみてください。

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