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【最高で最悪】2021-06-18

・今日は最高で最悪な週末になった。

・学校。と思いきや、社会科見学。江戸時代の歴史を肌で触れた。茶室や旅館、銭湯、駐在所、商店など、昔のままの姿で残っていたり、復元されていたり。思いのほかスケールの大きな施設になっていて、感動した。施設の紹介とかすると日付とかから学校とかバレそうなので、しないことにする。

・その施設は最寄駅からバスで5分くらい、歩いて15分くらいの所にある。行きは、時間を調べて、乗るべきバスに乗ることができた。

・帰りも、バスに乗る予定だった。しかし、結果としてバスに乗れなかった。理由は三つある。

 ①お金がない ②バスに迷惑 ③歩きたい

 ①お金がない

・その施設では、2000円まで、歴史に関する書籍を購入することができた。事前に配られた「こんな本を買えるよ~」みたいな一覧を見て、班で各一冊あれば事足りるなと思い、一人500円持ってきて、5人班なので2500円分のいいなと思った本を買おうとした。

・大誤算だった。いざ見てみたら、興味のある本がたくさんある。ただ、1冊1800円+税とか。そう、お金が圧倒的に足りないのだ。そこで、僕は交通系ICにいくらか入っていたことを思い出し、1520円の本を買った。

・レジに表示された「残金:20円」の光が煌々と照っていた。

・最寄駅から家までは定期券内だから心配ないとして、20円じゃバスには乗せてくれない。この時点で「歩く」「友達に頭を下げる」「永住する」の三択となった。

 ②バスに迷惑

・一度に90人ほどが一代のバスに乗る、と考えた時、絶対にバスに迷惑だと思った。そんな状況はないと思ったが、にしても大勢の学生がバスに乗って大声で騒がれたら、一般のお客様にも、バスの運転手にも迷惑がかかる。

・友達と「徒歩To最寄りの会」を設立し、少しでもバスにかかる負担を軽減しようと多くの有志を募った。

・結果、10人が集まった。その多くが運動部の男子で、偏見であるが、いかにも「パワー」というメンツだった。これなら安全だろうとおもった。

 ③歩きたい

・今日歩いて、途中で気が付いたことがある。「僕は『歩く』という行動が好き」なのだ。

・思い返してみれば、10分歩くつもりが2時間歩いていたこと、過去に電車で40分かかる通学を6時間かけて徒歩で行ったこと、ビーサンで隣の駅から歩いて帰ったこと。いたる記憶で僕は歩いている。走馬灯とかも多分旅のことが出てくる。

・そこで、歩いた。歩くことの疲労はあったが、凌駕する快楽の道を歩いていた。


・最初は、最寄り駅まで歩くつもりだった。ただ、誰も最寄り駅までの行き方がわからないうえ、みんながみんなに合わせるため、どこに向かっているのかみんなわからない状態で歩き始めていた。のどが渇いた。

・途中に見つけたバス停を駆使して、何とか最寄り駅の二つ隣の駅までたどり着いた。学校の校則で買い食いとか自販機飲みとか禁止なので、のどが渇いた。あと、自販機を許可されても、お金がないので、どうせ何も買えない。校則で自動販売機と友人間の借金を許可してほしい。

・校則は必要である。学生という身分においてある程度自由度を縛る縄は必要だろう。しかし、その縄で子供たちの首を絞めていることを忘れてはならない。

・いい感じの話で締めようとしたけど、もう一つ話したい話がある。

・最近、手汗がすごい出るようになった。昔からこの暑くなる時期に手汗がよく出る。そのせいでキーボードが真っ白になる。

・多汗症かもしれないのに炎天下でめっちゃ歩いた翔でした。

未成年