見出し画像

【HSP】今一度自分について考えてみたい

HSPは深く思考する特性を持っています。これは相手の話を聞き、考えて自分にの理解に落とし込んでいく作業が得意なのだと思います。

簡単に言うと「話をよく聞く人」となっていると思います。これは、相手の話を上手に聞く技術を持ち合わせているかは関係ないものと捉えます。

それに対して葛藤も生まれています。共感力の高いHSPは相手の気持ちも深く理解しようとします。そして、相手もそうであって欲しいと心のどこかで感じています。

しかし、相手にそれを求める事はかなり難しい事なのです。何故なら相手がHSPだとは限らないからです。

そして、相手に対しての「期待」はそうでなかった時は「裏切られた」気持ちになって「怒り」の感情へ変化していってしまいます。

相手に対して希望を持たない事は何となく誠実性が低いような感覚に陥ってしまいます。そこは賛否が分かれる部分だと思いますが私はそう考えています。

少なくても親しい友人や家族にはそうであって欲しいと思います。同じ目線で物事を考える事が叶わなくても、親身になって話を聞いて欲しいと言う気持ちはあります。

もちろん、その為の努力なり工夫は必要です。自分の言いたい事を正確に伝える為のテクニックやメンタル、相手の話を聞くテクニック。相手から見て分かりやすい性格の開示など自分に出来る事は尽くします。

それでも相手の共感力が育っていかない場合も多くあると痛感しています。悲しい事ですが、これも事実です。

これまでの環境や本人の人生経験などに左右されている部分も大きいのだと思います。集団の環境だと個人の意見を発信出来ないのでしょうし、それをするにも意思力やメンタルが強くないと出来ないかも知れないし、わざわざ人に嫌われても構わないから意見を伝えられる人もなかなかいないでしょう。

質の良い人間関係は大切です。

HSP共感力の高さ故に誰とでも仲良くなれるかも知れません。しかし、それは自分を抑え込んでまでする事ではありません。他人の事ではなく、自分を第一に考えて行動する事も必要なのかも知れません。

今一度自分の問いかけてみて、自分の環境を整えてみるのも大切ですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?