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Alexa対応不具合と対策:定型アクションの解決法
この記事では、Amazon Alexaの定型アクションに関する問題や不具合に対処するための具体的な対策を紹介しています。スムーズなAlexaの使用に役立つ情報を得るためにぜひご一読ください。
まだまだAlexaというAIは完成した技術でなく、指示したアクション(スキル)を全て正確に実行することは出来ていません。毎日試行錯誤しながら、「定型アクション」を作成して、トライ&エラーをしていますが、そんな日々の中で、Alexaの間違える原因とその対策をまとめあげました。
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製品欠陥ではない
Amazonのことですから、いずれ解決をはかってくれると思いますが、現時点ではまだまだ通じないアクションがあるということを理解して、Amazon Echoを使用してください。まずはアラーム、音楽等の簡単な機能から使います。上級者になってからはIFTTTなども使用してくことになります。
私も最初は理由がわからず、欠陥商品だと思って、使うのを諦め掛けましたが、何にでも理由があるということです。困ったときはこちらの一覧をご覧下さい。
1.漢字が読めない
例えば「空気清浄機付けて」の漢字の読み方がわからない場合があるので、デバイスの名称を「くうきせいじょうき」にして、定型アクションでも、ひらがなの「くうきせいじょうき」と登録しましょう。
2.デバイス名がひらがな
逆のパターンもあります。デバイス名を「くうきせいじょうき」としているのに、「アレクサ、くうきせいじょうきを付けて」と言ったときに、「アレクサ、空気清浄機付けて」と認識してしまって、動かない場合があります。この場合は、逆にデバイス名を漢字で登録してみましょう。
3.似たようなデバイス名がある
例えば、「照明1」「照明2」という名前を付けたとるすと、どっちかわからない場合やどっちも認識しない場合があります。この場合、デバイス名をばらばらの名称にすることや、定型アクションにて、「照明付けて」など似たワードを使わないようにしましょう。
4.動詞が理解できない
「アレクサ、加湿器強にして」にすると反応しないが、「アレクサ、加湿器強」にすると反応する場合があります。要するに、名詞と動詞だけの指示にすると理解してくれることがあります。
5.単語が理解できない
もうこれは謎ですが、その単語自体を理解できない場合があります。「カーテン」という名前を付けても、絶対に「カーテン」を理解しない場合があります。その場合は「窓掛け」に変えてみてください。
6.日本語の単語がわからない
「アレクサ、カーテンしめて」は理解できないが、「アレクサ、カーテンクローズ」は反応するなど、理解出来ない日本語があるので、カタカナの英語に変えてみると良い場合があります。
7.順番に問題あり
定型アクションは、一度に複数の動作をすることが出来ますが、アレクサに決まった言葉をしゃべらせる”アナウンス”は、一番上(最初)に設定しないと動作しないようです。アナウンスしてから数秒後に次のアクションをしたい場合は「待機」を使用してみて下さい。
最後は会話履歴からアレクサを評価する
Alexaアプリの設定から過去の会話履歴を確認でき、その良し悪しを評価することによって、Alexaが理解し成長していきます。これがAIの最も優れた能力の1つです。
但し、私の経験上、評価してすぐに反映されたということが無いので、様々な意見が集まって、長期的に改善していくものと考えられますが、評価しておくことによって、改善することは間違いありませんので、やることにしましょう。
手順
①「その他」ボタン
②「アクティビティ」ボタン
③「続き」を表示
④「Alexaは正しく応答しましたか?」
⑤「はい」ボタンor「いいえ」ボタン
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最後に
以上で、様々なAlexaの欠陥を紹介していきました。まだ発展途上ということもあって、上手く機能しない部分や不具合がありますが、皆さんが上手くショートカットとして使いこなし、デバイスに関係なくAlexaにフィードバックしていくことによって、全体が向上していくことになりますので、根気よくみんなで頑張っていきましょう。
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Kak san プロフィール(自己紹介はこちら)
1983年神奈川県鎌倉市生まれ。都内某大学大学院工学研究科修了後、大手電機メーカーに就職。エンジニアとして年間100日の海外出張から急転、365日在宅となり、家内の快適さを追求するため、スマートホーム化、ホテルライクな暮らしを模索し、発信しているスマートホームスペシャリスト(自称)。スマートホーム化に生じる様々な壁を業務で習得した解決能力と改善力で前進させる。趣味はお酒とお笑い。
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