見出し画像

今年も、モウ

うしどし

2020年11月23日(月)勤労感謝の日
妻は仕事でお子様と2人。朝一でいきなり外に出たいと指差したから近くのスーパーの2階の遊び場に行った。10時オープンで9時半に着いてしまったから周りをぷらぷらして10時ちょい過ぎに行ったらもう入場制限がかかっていた。せっかくだから100円で動く乗り物に乗せてみたら思いのほか激しくてお子様は無表情になっていた。そもそもお子様は初めての場所に行くと絶望的な顔をする。「何ここ?この状況?死に場所?」くらいな顔をする。でも助けようとしたら手を払われたから、これはこれでこの状況を楽しんでいるんだなと思った。
その後、僕が行ってみたかった公園に行った。広くて遊具もあって紅葉も見頃で最高だった。お子様も活き活きとはしゃいでいた。一緒に滑り台やブランコで遊んだり、落ち葉を風に乗せて飛ばしたりした。
強い風が吹くとお子様はキョロキョロと周りを見渡してどの方向からどうやって吹いて来るのか探す。風が吹いて草木が揺れて音がなると踊り出す。揺れた草木の影と太陽の光が地面で動いているのをじっとみたりしていた。僕も昔はこんな風に色々と不思議な事を不思議に思ったり身体で楽しんでいたりしていたのだろうか。いつから自然と受け入れて諦めて見て見ぬふりをするようになったのだろうか。
しばらく走り回って遊び疲れたお子様が強い風に押し負けて尻もちをついた時、ケラケラと笑っていて、いつまでもこの人と一緒に遊んでいたいなと思った。

2020年11月24日(火)
年末に向けて仕事がいつも増えるけど今年はその比では無くてありがたいんだか何だか。適度がいいよ何事も。新人の担当になった仕事の回路が複雑の激ムズでこれは放置したらこの仕事嫌になるか人間辞めたくなるだろうなと思って解読して手書きで回路を組んだらそれだけで頭から煙が出て人間辞めたくなった。
帰ったらお子様がニコーっとして即ソファーを手でバンバン叩いていてなんだろうと思ったらどうやら「ここに座れ」という事らしい。そしたら絵本を持ってきて読めと渡してきた。僕は絵本読み屋さんだと思われているらしい。これはこれで嬉しい。
ご飯を食べて少し遊んで、依頼のイラストの下書きは出来たから描きたかったけどお子様と妻と寝室に行って妻が布団を頭まで包んで顔を出していてみの虫みたいだなと笑ってそのまま寝た。

2020年11月25日(水)
朝4時半に起きてお風呂に入って洗濯物を干してお弁当を作る。最近これが日常になってきた。早起きは気持ちいいけど朝に家事をやるのはつまらない。もっとうとうとしていたい。
仕事はオンラインで勉強会。テーマがマニアックでとても難しい内容だったからただただ眠くて辛かった。学生の時は分からなくてもとりあえず必死にノートを取って後で見返したりしたな。なんて思いながら眠気と戦っていた。色んな事の両立が辛くなって来た。どれかを手放さないといけないのが悲しい。もう少し無理をしたい。仕事ムカつく。寒いし。しばらくこんな日記が続く気がする。

2020年11月26日(木)
お子様がご飯を食べて「おいしい」と言うだけで可愛かったのだけど「おいしい、ね」と言うようになって超可愛い。
「おいしい」でお子様自身に嬉しい感情を落とし込んで「ね」でこちらに渡してくれる。「ね」がお子様の世界の招待状みたい。お子様の感情がどんどん豊かになっていく。いちいち喜んで泣きそうになっていたら身が持たない気がする。でもどうしようもないよね。田舎のおばあちゃんの料理みたいにどんどん出てくるんだから。

2020年11月27日(金)
mocriというアプリでやっているスナックのうさんにお邪魔してみた。ヒプノシスマイクをリアルタイム実況すると言う回だったけど、のうさんが大興奮しながら「怪我をしている男の子は最高」と言っていて、僕は場違いかな?と思ったけどもう1人聴いていた方も僕とそれなりに同じ反応だったから安心した。
その後は勉強しながら少し話をしたけど楽しかった。ファミレスで友達と勉強しているみたいだったな。懐かしい。ひたすらに勉強していた時期が確かにあったのが不思議なくらい遠くに思える。いつまで勉強出来るんだろう。勉強する間というのがほとんど無くなる何て思わなかった。教えて貰っても受け入れなかっただろうけど。

2020年11月28日(土)
妻とお子様とショッピングモールに買い物に行った。お子様の遊び場みたいな施設があって30分1800円という激高だったけどせっかくだし入ってみた。
お子様は楽しそうに滑り台を逆から登ろうとして途中で力尽きて滑り落ちたり、おままごとをしたりしていたけど妻が1番楽しそうだった。他人の5歳くらいの女の子に砂場で絡まれたり、回る乗り物に乗せられてぐるぐる回されたりしていた。「あの子絶対私の事おばちゃんだと分かっていない!!」と言っていたけど、確かに扱われ方が「遊んでくれる大人」ではなくて「年下の子供に遊んであげる」だった。
妻が職場仲間に結婚祝いを選んでいる間にお子様とふらふらしていて、牛の置物を一目惚れで買った。来年は丑年か。年賀状描きたいな。というか牛を描きたい。牛が富士山にミルクを注いでいる何てイラストはどうだろう。もう既にあるかな。なんて思った。最近全然描けないけどずっとイラストの事を考えている気がする。

2020年11月29日(日)
妻とお子様と食料を買いにスーパーへ行った。「ちょっと買うくらいでいいよね」と言いつつも妻と買い物に行くといつも買い過ぎてしまう。
帰ってからお子様と遊んだ。GO皆川さんの「テーテレテテーテーうんちょこちょこピー!!」をやると爆笑するから何度もやっていたら腰を痛めた。でも恥ずかしくて妻には言えなかった。あと忍者走りをすると爆笑するから何度もやっていたら息切れしてしまった。子供と遊ぶのって疲れると思っていたけど、大人(僕)が必死になり過ぎているだけなのか?と思った。
とは言え沢山笑う人にはなって欲しいなと思う。