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やめなければどこかに出口はある

 またまた日が開いてしまいました。こんばんは、りょうこです。

 やっと今日、今後の道筋をきめることができました。先月、先生に指摘されて、悩みに悩んでいた事。次のページをめくりたいと思う『何か』が、ひと月近く考えて、やっと見つけられました。
 構成の問題かなとは思っていたんです。諸々の事情で今月いっぱいで100枚にまとめたい。が、今の作品のままでは、130~150枚ないと内容に説得力(読み応え)がない。ならばどうするか、と考えに考えぬいて、冒頭で結末を言ってしまう構成にしました。たとえるならば、主人公の思い人の葬儀のシーンで始まる、の、ような。そこからは回想。読み手は、なぜその結末に辿り着くのか気になる……が、ページをめくらせる力になります。

 考え抜いたわりには特別な手法ではないです。ただ、ここに気がつけた、というのが嬉しかった。私は構成力が弱点で、コンプレックスでもあります。プロットが作れない。作ろうとすると、「結局書いてみないとわからない」となり、結末だけ決めて、書き出してしまいます。書き進めながら調べたり取材したり。なので、途中で何度も何度も、行き詰まる。
 今回も行き詰まったけれども、客観的に自分の作品を眺められたので、出口を見つけることができた、そういう、感じです。

 100枚くらいで珠玉の作品……と思って、とある1冊の本を読み返してみたんです。大昔に読んだ直木賞作家の超有名な作品。その時には気づけなかった事が今読むとわかり、そこからヒントを得ました。こういうのも、長い読書経験を積み重ねてきたからこそ気づけたのかな、と、しみじみです。努力は無駄にはならない。やめなければ、どこかに必ず出口はある。

 さて。ここまできたらあとはもう、体力勝負。残り10日あまりで25枚。フリーランスとしてはありがたいことではあるのだけれど、本業の仕事も、忙しい。どうなる私。がんばれ私。

 それでは、もうちょっとがんばって寝ます。
 おやすみなさい。また明日。

前回→今日:75枚と3行→75枚と12行。


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