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お金が煙のように消えていく……と感じている方へ!

 買い物をすると、レシートが溜まってお財布が小太りに! 
 いくら使ったか把握しないままでいると、何でこんなにお金がなくなったのかしら、5000円札と1万円札を間違えて出してしまったかしらと、首をかしげることはありませんか。今は、クレジットカードでの買い物が増え、来月いくら引き落とされる!!と、不安になる方もいるのではないでしょうか。

使ったお金を、「引き出し」に納めてみましょう

 そんな不安から解放されるには、使ったお金を記帳してみることです。
 『羽仁もと子案 家計簿』では、生活費を“費目”ごとに分けて記帳します。すると、生活の中のどの部分にいくら使ったか、一目でわかるようになります。

 『羽仁もと子案家計簿』を初めて見る人にとっては、「費目の数が多い!」と驚くかもしれませんが、どんな支出でも分類しやすく「引き出し」が用意されているのです。

❶ 副食物費(野菜、肉、魚、牛乳、乳製品、果物など)
 主食費(米、パンなど。給食費、外食代も)
❸ 調味料費(基本の調味料、ジュース、酒、し好品など)
❹ 光熱費(ガス、電気、灯油、カセットボンベなど)
❺ 住居・家具費(家賃や住宅ローン、水道・電話代、家具など)
❻ 衣服費(衣類、靴、寝具、洗濯用品、クリーニング代など)
❼ 教育費(授業料、保育料、子どもの習いごと、学用品、通学交通費など)
❽ 交際費(通信代、慶弔、友人知人・兄弟のお見舞いなど)
❾ 教養費(新聞、雑誌、書籍、テレビ受信料、大人の習いごとなど)
➓ 娯楽費(旅行費用、遊びの費用など)
⓫ 保健・衛生費(医療費、衛生消耗品、化粧品、美容院代など)
⓬ 職業費(仕事に関わる費用、定期代、夫・妻などのこづかい)
⓭ 特別費(直系親族にかかる支出、自家の冠婚葬祭、掛け捨て保険、家庭事務費など)
⓮ 公共費(募金、寄付、献金など)

 家の中を片付けるときのことを、イメージしてみてください。
 たとえば、洗濯ものを取り込んだら、それぞれ決まった場所にしまうと、すっきりしますね。クローゼットの、どの引き出しには何々がしまってあるというように、その一つ一つの収納の様子が、頭の中に描くことができるでしょう。
 お金にも、食費、光熱費、住居家具費、衣服費…という引き出しがあると考えます。使ったお金を、引き出し(費目)に納めるためのツールが家計簿です。

 目的別に費目分けするので、集計してみるとお金の使い道がハッキリわかり、お金の繰り回しの下手なところが手に取るようにわかるようになりますよ。


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